【映画の感想】007は二度死ぬ

外国映画, 感想007は二度死ぬ, ショーン・コネリー, ルイス・ギルバート, ロアルド・ダール, 丹波哲郎, 浜美枝, 若林映子

初めに

シリーズ作品としては5作目で1964年の日本が舞台となっており、シリーズでお馴染みのボンドガールも舞台の日本にあわせて日本人になっている。

自分が思った感想

まず、本作ではアメリカとソ連の冷戦の真っ只中で起きた宇宙船が謎の飛行物体に捉えられる所から始まる。

しかし、その謎の飛行物体は、イギリスの調査では、日本から飛び立っているのは?と言う情報を掴む、真意を確かめるため、MI6はジェームズ・ボンドは日本に派遣されるのだった。

日本に行く前に、敵の目を欺くため、ある場所で殺し屋に襲撃され、死んだフリをする事になった。

死体として運ばれたボンドは、水葬されるが、秘密裏にイギリス軍に回収され潜水艦で秘密裏に日本へ赴く事になった。

展開としてはボンドをそのまま向かわせると、確実にバレると言う事で、死んだフリをさせる所は意外性があって中々面白い。

しかも、全て仕込みと言う手の込み用は恐れ入る。その甲斐もあってか日本での行動し易くなると言う所も計算済みと言うのはスパイ映画ならではと感じる。

一度ボンドは死んでいると言う設定になっているが、だが日本での行動はボンドでは無く、ボンドに似た何かになるが、ボンドの身体能力の高さや、当時の日本では外国人は珍しいと言う事もあり、速攻で怪しまれ襲撃を受ける。

日本に着いたとしてもボンドへの襲撃が起こるあたり、007ならではなのかと思う。だが、日本でマシンガンとかぶっ放すのは現代の日本からすれば、違和感バリバリだがこれはこれであり何だと思う。

街の風景に関しては、東京オリンピックが開催された直後に撮影がおこなわているので、近代化が始まったばかりの日本を見ることが出来る所は色んな意味で新鮮だった。

ただ、日本で撮影を行なわれているとはいえ、違和感が強い設定もあり、何故か忍者の訓練を行ったりと方向性が見え難い所もあった。

ボンドはスパイ活動の為に日本人スパイと偽装結婚を行うが、その際、三度笠を深く被るのが、花婿がそれでいいのか?とツッコミを入れたくなった。

更に現実性が低い所だと、日本の公安トップの移動手段が丸ノ内線だったり、公安の特殊部隊が忍者だったりと外人が作るトンデモ日本を表しているのはお約束なのだろうか?

とは言え、ショーン・コネリーが演じるジェームズ・ボンドは渋くてカッコいいし、日本と言う異国でのスパイ活動と言うのも悪くないと思う。

最後に一言

ただ、本作はジェームズ・ボンドのカッコ良さよりもトンデモ設定の多さが目に付き、面白いけどなんか違うって作品になっている。

それもあってか評価は賛否両論となっているのは理解できた。

作品の概要

原題:007 You Only Live Twice
日本公開日:1967年6月17日
監督:ルイス・ギルバート
脚本:ロアルド・ダール
主な出演:ショーン・コネリー、丹波哲郎、若林映子、浜美枝
上映時間:117分
鑑賞方法:Blu-ray