【映画の感想】アリータ:バトル・エンジェル

外国映画, 感想アリータ:バトル・エンジェル, キーアン・ジョンソン, クリストフ・ヴァルツ, ジェームズ・キャメロン, レータ・カログリディス, ロバート・ロドリゲス

初めに

木城ゆきとさん原作のコミック・銃夢(ガンム)を洋画作品として実写化、原作では主人公の名前はガリィだが、海外ではアリータ(アリタ)と呼ばれている。

自分が思った感想

ある近未来での地球での出来事、地球と火星連邦共和国の間で起きた、没落戦争から300年経過していた。その地球で最後に残された空中都市・ザレムとそのザレムが排出される廃棄物が積み上がる事で出来た都市アイアンシティ・通称クズ鉄町で分断されていた。

そのクズ鉄町に暮らす医師のイドはクズ鉄の山から少女型のサイボーグを発見する、そのサイボーグは頭部のみだったら奇跡的に無傷の状態だった。

イドはサイボーグを修復する技術を持っており、そのサイボーグを修復するが、修復さてた彼女は過去の記憶が無く、名前も思い出す事が出来なかった。そんなイドは彼女にアリータと言う名前を与える。

最初の部分だが、原作をしっかりと再現しており、クオリティはとても高い、サイボーグの再現はCGとの相性がとてもよくメカニックな部分は出来が良い。

本作はある程度、原作の流れに近い進み方をするが、原作が進んだ後の設定もうまく取り入れ、時系列は原作と異なるが取捨選択が見事でいいとこ取りをしている。

アリータは記憶を失った関係で、見るもの全てが新鮮に感じ、最初はイドのお手伝いをしていくが、町に暮らすヒューゴと出会ってからチョコレートやモーターボール(本作に出てくる競技)に興味を持つ様になる。

最初はアリータも、ごく普通の少女として暮らしているが、イドが毎晩密かに出かけてる事に興味を持ち後をつける様になる。

そこでイドがイドが犯罪者を殺して治安を守る賞金稼ぎ、ハンター・ウォリアーである事を知る。その時、イド狙った賞金首グリュシカがイドに襲いかかる。

その場に居たアリータも同様に巻き込まれるが、その時アリータの頭の中で月面で戦いをしていた時の記憶が断片的に浮かび上がった。アリータは断片的な記憶を頼りに戦いを始め、イドの援護もあり戦いで優位に立ちグリュシカを一度撤退にまで持ち込む。

これがキッカケでアリータの戦闘能力の高さを知ったザレムが求める人体サンプルとしてアリータのボディを手に入れる為、様々なる人間が動き始める。その動き出した人間は

  • ベクター モーターボールのオーナーで人体サンプル為に連続殺人を行わせる
  • グリュシカ ベクターの元で連続殺人を行ってる
  • チレン イドの元妻だがアリータの存在をキッカケにベクターと手を組む事になる
  • ヒューゴ イドの手伝いをしているが、ザレムに対する憧れからベクターの口車に乗せられ、サイボーグのパーツ泥棒を行ってる、アリータはそれを知らない。

最初はグリュシカ、ヒューゴも接点しかないが、ストーリーを進めていくうちに接点が出てくる様になる。そのキッカケはアリータの最初の戦いだが、アリータがハンター・ウォリアーになった事で接点が増える様になる。

イドはアリータがハンター・ウォリアーになる事を反対していたが、その反対を押し切る形でハンター・ウォリアーの登録をこっそりと行う。

これでハンターとなったアリータはハンターの溜まり場のBARでグリュシカと戦う同士を求めるのが、誰も取り合わず、ブレード使いのザパンの挑発に乗ったアリータは店の中で大乱闘を始めてしまうのだった。

この大乱闘以降、アリータは戦う事が多くなるが、持ち前の能力が高く華麗に攻撃を避ける所はよく出来ており、アリータの華麗な動くはスピーディーで良い。

アリータを襲う側は基本重量系が多く、戦闘シーンのメリハリも見事と言っていい。それだけでは無く、原作再現が本当に良く出来ており原作のいいとこ取りを沢山取り込んでいる為、原作を知ってる人ほど楽しめるのでは無いかと思った。

ツッコミを入れたくなる所もあり、原作の時系列がバラバラになった上で再構成されているので違和感はあるかも知れない。

特にイドとアリータの対立は原作だと結構長い期間対立する、映画では尺の関係上アッサリしているので物足りなさがあるかも知れない。

最後に一言

いいか?邦画よ、これがコミック実写化のお手本だ!と言わんばかりの原作再現度とファンサービスは原作を知っているとなお楽しめるし、もちろん全く知らなくても十分楽しめる。

実写化の中ではかなりのクオリティを誇っているので、毛嫌いせず見てほしい作品である。

作品の概要

原題:Alita : Battle Angel
日本公開日:2019年2月22日
監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:ジェームズ・キャメロン、レータ・カログリディス
主な出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、キーアン・ジョンソン
上映時間:122分
鑑賞方法:映画館、Blu-ray
映画館での鑑賞回数:1回