【映画の感想】劇場版 どうぶつの森

2020年3月23日劇場アニメ, 感想劇場版 どうぶつの森, 堀江由衣, 小林ゆう, 志村錠児, 折笠富美子, 松井亜弥, 福圓美里

初めに

社会現象を起こしたニンテンドーDS用ゲーム「おいでよ どうぶつの森」をベースにしてた作品、あくまでベースなのでストーリー等はオリジナルになっている。

自分が思った感想

人間の女の子「あい」は「どうぶつ村」に引っ越してくる、新しい生活に胸が弾むあい、どうぶつ村の町役場に向かった後、自分の新しい家の鍵を貰いに「タヌキ商店」に向かう。

そこで店主のたぬきちに会うがあいが訪ねた途端に、あいにお店のエプロンを渡し荷物運びの仕事を有無を言わさず、仕事をさせるのだった。

たむきち曰く、村の事を覚えるならアルバイトが一番と・・・疑問を持ちつつ、あいはたぬきちの言うとおりに荷物運びを始め村の色々な場所に荷物を届ける

色々な場所に届ける内に、村に住むどうぶつの住民と仲良くなっていく、そしてあいはどうぶつ村に馴染み、仲良く暮らしていくのだった。ブーケ、サリーのかけがえのない親友とともに

まず、本作は原作である「おいでよ どうぶつの森」をベースにしているが、原作にはストーリーが無いため(村でのんびり暮らす事が目的の為、プレイヤー毎に進め方が異なる為、ストーリーが無い)

あいが引っ越してくる事を軸に春夏秋冬春の1年間を通してどうぶつ村での交流を中心に優しい世界でのストーリーが展開される。

ストーリーの中に原作にあった、村に入る前のトンネル、虫取り、タヌキ商店でのアルバイト、博物館、喫茶店、望遠鏡、UFO、リセットさんなどの要素を原作の雰囲気を崩さずに再現しており、ゲームを知っている人なら思わず唸ってしまう再現度になっている。

特にリセットさんはどうぶつの森をプレイした子供は怖がり、泣いてしまうと言う逸話があるが、それが映画でもしっかりと再現している。いきなり怒鳴りつけるなど、まんまだった。

ただ、ゲームの最初でこなすであろう「たぬきちへの借金返済」の部分は作中の世界観にそぐわないとされたのか丸ごとカットされている。

主人公の名前はあいだが英語にすると「I」となっており、あいと言う人物像はあるものの、覚えやすい名前と英語に直した時のあいは自分を指しており、これは見ている人も主人公だよって意味にもなっている。

音楽面では任天堂の戸高一生さんが作曲しており、ゲームで使われた曲の一部は映画用にアレンジされたりと原作のコミカルな持ち味の音楽を余す事無く映画で再現している。

戸高一生さんがゲームの楽曲以外で曲を手掛けたのはこれが初めて事だったりする、また作中のけけボッサは戸高一生さんが作っており、歌はゲームと同じ歌い方になっている。

このけけボッサは後に街においでよ どうぶつの森で使われる事になる。

ただ気になった所もあり、本作の声優さんはメインは本職の声優さんを起用しているが、一部ゲストして(と言っても演じているのがどうぶつの森のメインキャラクターなんだけど)俳優さんを起用しているが、困った事に全員棒読みなので、声優さんとの落差で落胆してしまう。

最後に一言

どうぶつの森を知っている人、知らない人でも楽しめるように作られた良作で、子供向けに作られては居るが、ファンサービス満載の作品なので、どうぶつの森が好きな人にはぜひオススメしたい作品。

作品の概要

公開日:2006年12月16日
監督:志村錠児
脚本:松井亜弥
主な出演:堀江由衣、福圓美里、折笠富美子、小林ゆう
上映時間:87分
鑑賞方法:DVD