【映画の感想】ブレードランナー 2049

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初めに

前作、ブレードランナーから30年後の話、旧型レプリカントを解任する、ブレードランナーでありレプリカントでもあるKの物語である。

自分が思った感想

ある日、Kはロサンゼルス郊外で合成農場を営んでいた逃亡レプリカントのサッパー・モートンを解任する所から話は始まり。解任後、枯木の根元からトランクを発見する。

そのトランクの中身は遺骨だったが、しかしその遺骨を調べると30年前の物でレプリカントの骨だった事が判明する、レプリカントの骨である事は、骨に刻まれた固有の製造番号で判明する。

前作と30年と言う時代の経過もあってか、レプリカントがレプリカントを解任すると言う、意外な展開から始まる。それだけでは無く、骨を調べた結果でレプリカントが妊娠をしていたという事実が判明するなど、畳み掛ける様に、謎が多く登場する。

そして全編に渡り悲壮感が漂う雰囲気作りも悪くない感じで、前作はサイバーパンク感が強かったが、本作ではその雰囲気もかなり抑え気味になっている。

警官であるKは上司であるジョシ警部補は、レプリカントの妊娠の事実が、世間に知られ社会混乱が起きる事を考え、事件の痕跡を抹消する良いに命令を下す。

Kは命令どおりに捜査にあたるが、その際にKはウォレス社を訪ね、過去の記録から遺骨は2019年に逃亡したレプリカントのレイチェルであること、逃亡直前にロサンゼルス市警の元ブレードランナー、リック・デッカードと恋愛関係にあったことを知る。

このシーンは前作との深いつながりを示すシーンで前作の音声データと共にデッカードを探すことになる。そしてその背後にはタイレル博士が確立していたレプリカントの生殖技術を探すものが居た。

Kはデッカードの捜索に、背後で動いているのはウォレス社のウォレスの片腕のレプリカントのラヴで、ラヴはレプリカントのレイチェルが産んだであろう子供を見つける事だった。

だがこの時はまだ行きているかの判断はついておらず、Kを泳がせておけばその可能性もあると踏んだ行動だった。Kは捜索をしていくうちにッカードを知る数少ない人物であるガフを訪ね、彼の行方を訊くも手がかりを得られない事がわかる。

捜査が進まない事に少し苛立つKだが、以前モートンを解任した、モートンの農場に戻り、もう一度、骨が埋められていた枯木の根元を調べると根に掘られた刻印・子供の靴下・赤子を抱いた女子の写真が見つかる。

その刻印は、レプリカントの情緒安定用のKの記憶の中にある木彫りの馬の玩具に刻印されたものと同じだった。一方ラヴは ロサンゼルス市警に忍び込み、レイチェルの遺骨を盗み出す。

ジョシは追跡者と子供の存在から事態の切迫を確信し、KにDNA記録を調査して即時報告するように命じるのだった。

基本的に、捜査と言うより謎を解明するほうが強く、犯人を追うのではなく人を探し、解明をしていく方向に重きになっており、長距離移動を行うシーン等が多い。

前作ではレプリカントを解任することを重点だったが、今作では元ブレードランナー、リック・デッカードを探し出す事に力を入れており、アクションシーンは控えめになっている。だが、重低音による重圧な音の演出は見事なので控えめなアクションに対して、音で畳み掛ける印象もある。

ただ難点は、ストーリー展開が結構わかりづらく、一度で理解出来るようなシンプルな作品でない事、前作を知っていないと結構置いてきぼりを食らう事、長い割に退屈になるシーンがしばしばある事。

初見さんお断りな作風なので予習が必須な点は中々厳しい所でもある。世界観は最高なんだけどね

最後に一言

今作は前作に比べると、見所が薄く難点にも書いたとおり、退屈になるシーンがしばしばある事があるので、長時間に耐えられるか?も一つの改題になっている。

前作を知っているのならおすすめ出来るが、そうでない場合は予習が必須なので前作を見た上で鑑賞していただきたい。

作品の概要

原題:Blade Runner 2049
日本公開日:2017年10月27日
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン
主な出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス
上映時間:163分
鑑賞方法:映画館、Blu-ray
映画館での鑑賞回数:1回