【映画の感想】ブレードランナー ファイナル・カット

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初めに

元々はSF小説、アンドロイドは電気羊の夢を見るか?を映画化、今とは違う21世紀を舞台にした、レプリカントと呼ばれる、人造人間にまつわる映画

自分が思った感想

今とは違う21世紀、タイレル社はロボットに代わるレプリカントと言う、人造人間を発明した。これは遺伝子工学の発展による物だった。

そのレプリカントは高く優れた体力に、作り出した科学者と同等の知識を持っていた。科学者と同等なので非常に高度な知識であった。

レプリカントは何故作り出されたか?環境破壊により、大半は宇宙のオフワールド(植民地)に移住していた。レプリカントは宇宙開発の為に過酷な労働を行う為、前線で戦闘や労働を行なっていた。

しかし、人としての知性を与えられたレプリカントは、創造主たる人間に反旗を翻さない様にする為、安全装置として、4年間の寿命が与えられていた。それでも脱走者が絶えなかった。

脱走者のレプリカントは人間社会に紛れ込んでいた、そんな紛れ込んだレプリカントを判別し、解任又は、射殺を専任とする捜査官、ブレードランナーがいた。

殺伐とした世界観と、サイバーパンクな雰囲気作りはとても良くできており、酸性雨が降り注ぎ、高層ビルが立ちながらぶ世界観が見事だとおもった。

2019年11月、ロサンゼルスの市警であるブレードランナーのホールデンは潜伏していたレプリカント4名を見つけ出すため、捜査に当たっていたがしかし、その内のレプリカントのリオンの反撃にあい重症を負う。

ホールデンの上司のブライアントは、既に退役していたブレードランナーのリック・デッカードを呼び戻す。彼は最初は断るが、渋々引き受ける事になる。

デッカードは情報を得る為、レプリカントの開発者であるタイレル博士と会う、その時の秘書のレイチェルも同席するが、デッカードはレイチェルをレプリカントだと見抜く。

レイチェルは自分が人間だと思い込んでいたが、レイチェルは自分の記憶が作られていた物だと知り、自己意識が揺さぶられるが、そんなレイチェルはデッカードに惹かれていく。

そのレイチェルは最初、デッカードの自宅であるアパートに押しかけてきた時の出来事だった。人造人間と人間の恋と言う殺伐とした雰囲気の中でもう一つの雰囲気が生まれると言う演出はかなり良い。

意外性と犯人のレプリカントを追わないといけないデッカードの感情の芽生えと、のちにレイチェルはデッカードがブレードランナーである事を知り、知らない感情に怯えたりと作りはかなり凝った作りになっている。知らない感情=殺されるかもしれないと言う恐怖の感情も混じったりと中々作りが上手い。

別の所で、反逆レプリカントのリーダーのバッディはレプリカントの眼球の技師であるリュウを訪ねる。目的は開発者である、タイレル博士を見つける事だった。

技師のリュウを脅し、情報を得る事になる。その際、レプリカントの眼球が大量に出てくるが、作り物の眼とは言え人間の眼に近いものを見せられるので、ホラー的な雰囲気すらする演出は見事だと言っていい。

そして、ブレードランナーのデッカード、反逆レプリカントのバッディと取り巻きとの対決が始まる。

本作はレプリカントとブレードランナーの対決が描かれるが、実際は対決ではなく、刑事物作品としている。近未来の世界観に魅せられるがそこは全くブレていない所は高く評価したい。

最後に一言

世界観、設定など今から30年以上前の作品とは思えないくらい、骨太なSF作品で高クオリティな作品で今後の作品に影響を与えたと言ういうのは納得が出来る。

作品の概要

原題:Blade Runner
日本公開日:1982年7月3日(オリジナル版)
監督:リドリー・スコット
脚本:ハンプトン・ファンチャー、デヴィッド・ピープルズ
主な出演:ハリソン・フォード、ルトガー・ハウアー、ショーン・ヤング
上映時間:116分(オリジナル版)、117分(ファイナル・カット)
鑑賞方法:Blu-ray、4K ULTRA Blu-ray