【映画の感想】Diner ダイナー

感想, 日本映画Diner ダイナー, 後藤ひろひと, 本郷奏多, 杉山嘉一, 玉城ティナ, 窪田正孝, 藤原竜也, 蜷川実花

初めに

平山夢明さん原作の小説を実写映画化した作品で、主演は藤原竜也さん。殺し屋たちが通い詰める会員制ダイナー(プレハブ式レストラン)「キャンティーン」と呼ばれる場所で起きる出来事を描いたサスペンス作品

自分が思った感想

オオバカナコは居るか居ないかわからない人物だった、カナコは就職する事もなく、日々を過ごしていた。

ある日、カナコは1枚の写真を元に旅行に行く事を考え旅行代理店に旅行の見積もりを出してもらったが、その金額は約30万円、就職をしていないカナコには無理な金額だった。

そんなカナコは携帯で裏社会の仕事を探した。それは犯罪組織の送迎で車を運転出来るカナコは自分も出来るだろうと考え、高額報酬を目の前にして仕事を受けてしまう。

しかし、その仕事では乗っている車が襲撃されてしまい、送迎は失敗、その失敗で組織を怒らせ監禁されてしまう。

処刑が始める直前、何か出来る事は?聞かれカナコは料理が得意と叫ぶ、その結果処刑は免れた。

その後、カナコはダイナー「キャンティーン」へ連れて行かれ、ボンベロと呼ばれるシェフの下で働かされることになった。

ボンベロはカナコに高圧的に迫り、指示に従わない場合は殺すと宣言して、カナコのに掃除をさせるのだった。便器は舐められるくらいに綺麗にしろと付け加えた上での指示だった。

カナコは戸惑いながらもウエイトレスをこなしていくのだった。ダイナーに飾られている歴代ウェイトレスの遺影に加わらない様にと

まず、本作はボンベロが殺し屋の為に開いているダイナーを運営している所にある。そもそもボンベロは元殺し屋だったりする。

その為、ボンベロは殺しのテクニックに長けており、料理人としても一流でその腕を殺し屋の為に提供している。

本作に出てくる殺し屋とは顔見知りとなっており、一部親しかったり険悪だったりと落差が中々面白い所である。

ストーリーの途中でカナコはボンベロと駆け引きするシーンがあるが、そこで対等になっていく過程は面白く、この部分は良いなと思った。

その他に全体を通して暗い雰囲気は悪くない作りで、ほぼほぼダイナーの中だけで展開して、これ自体も無理が少なく、違和感はなかった。

しかし、人物像は難ありだと思った。難ありだと感じたのはカナコ以外の人物がボンベロ、スキン、キッドなど人物的に演じるのは日本人では無く、外国の人が演じた方が良いのではないかと思った。

根本的な部分で行くと、邦画で無く洋画にピッタリなつくりだけど、出演者を全員日本人している為、人物名と俳優さんの演技とかがミスマッチに見えた。

なんだろう、狂ったような狂気な演技や演出があるわけではないので、狂気っぽい演技が逆に寒さを誘っているようにも見えてしまう。

まぁ、それでも藤原竜也さんが演じるボンベロは悪くなく、高圧的になるシーンとかは評価したいと思う。

最後に一言

日本映画では荷が重いのではと感じる作品だった。決して悪くない作品だけど、日本映画向けの作品で無いのが見てわかるのが残念だった。

作品の概要

公開日:2019年7月5日
監督:蜷川実花
脚本:後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花
主な出演:藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多
上映時間:117分
鑑賞方法:Blu-ray