映画レビュー:第9地区

2019年5月3日外国映画, 感想エイリアン, 第9地区

初めに

元々、全然興味のない映画だった。
パシフィック・リムを買った時にセットで付いてきた映画で気が向いたので見てみることにした。

そんな気が向いたらで知ることになった、第9地区のレビューとなります。

パッケージ画像より引用

人間は醜いと感じてしまうメッセージ性のある作品

作品の概要

日本公開日:2010年4月10日
監督:ニール・ブロムカンプ
主な代表作:自分が知っている作品は無い
脚本:ニール・ブロムカンプ
   テリー・タッチェル
主な代表作:ニール・ブロムカンプ(自分が知っている作品は無い)
      テリー・タッチェル(自分が知っている作品は無い)
主演:シャールト・コプリー
主な出演作:フリー・ファイヤー、ハードコア
上映時間:111分
鑑賞方法:Blu-ray

ストーリー

1982年、南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如宇宙船が出現した。しかし、上空で静止した巨大な宇宙船からは応答や乗員が降りる様子はなく、人類は宇宙船に乗船しての調査を行うことを決定。
知的生命体との接触に世界中の期待が集まる中行われた調査であったが、船内に侵入した調査隊が発見したのは、支配層の死亡と宇宙船の故障により難民となった大量のエイリアンであった。

乗船していたエイリアンたちは地上に移され、隔離地区である「第9地区」で超国家機関MNU(英:Multi-National United) による管理・監視を受けながら生活することになったが、文化や外見の違いから人間とエイリアン達との間では小競り合いが頻発する。
人間達のエイリアンへの反発や差別は強まり、やがて彼らの外見から「エビ」という蔑称が定着するようになった。

宇宙船出現から28年後、エイリアン達の増加により、彼らを新たに用意された隔離区域である第10地区に移住させることが決定する。
MNUの職員であるヴィカスは、立ち退き要請の同意を得るため第9地区を訪れるが・・・
※Wikipediaより一部引用

良い点

1.前後が違うと印象も変わる

前半と後半の展開がまるで異なるので、全く予想つかない展開が面白い。

正直最初は微妙かと思ったがそうじゃ無かった。
ストーリー序盤に第9地区の中の異様な光景が出てくるが独特の雰囲気を出している。
「人間が住むところではないな」
ってなる。

本編より引用

2.共存、対立構造

エイリアン(作中ではエビ野郎と呼ばれる)との共存や敵対など人間との対立では無いので対立構造もまた違ったものが見られる。

エイリアン側を譲歩する人権団体も出てきており知能を持つエイリアンと持たないエイリアンとの差もあったり差別化等もかなり細分化している。

本編より引用

その他に知能を持つエイリアンを手玉に取るギャング集団とかで複雑化している。

3.救世主は誰だ

作中、人間であるヴィカスとエイリアンの融合が望まない形で行われる。
その際の運命や扱い方や(世界唯一の被験体となる。)軍の追い詰め方などの緊張感が上手くできている。

そして知り合いの人達から見放される絶望感も悪くない。
「うわ、この人可哀想・・・」
なんて思ってしまう。

本編より引用

最終的に知能のあるエイリアン側に助けてもらうと事になる。
(これもこの作品の魅力である)

悪い点

1.人間ってやつは・・・

エイリアンとの共存とか移住件とか言っているが共存では無くほぼエイリアンを馬鹿にした展開となる。

知能が無いエイリアンはまだわからなくは無いが知能があるエイリアンに対しても銃火器を向けて脅し服従させたりとやりたい放題なので嫌悪感を感じるかも、第9地区で支配してるギャング集団も同様なので人間側は相当汚い行動と思われても仕方ない。

本編より引用

2.望まない形とは言え

人間とエイリアンとの融合するシーンは結構グロテスクなのと、エイリアンを殺害する時のシーンもエグい、耐性が無いとキツイそれだけでは無く後半の人物殺害も通常の方法では無く同様にエグい。

3.身勝手の成れの果て

主人公ヴィカスの身勝手な行動は因果応報だと思う、人もエイリアンも騙し挙げ句の果てには逃げ回るなどやってる事が身勝手なので仕方ないかなぁって感じた。
助けてくれたエイリアンすら盾にして逃げるとか、はっきり言って中々のクズだと感じた。
まぁ、ヴィカスの望まないエイリアンとの融合や扱いは可哀想とは思ってはいるけど・・・
(自分はなんとか生き残りたいと生存本能自体の意味では真人間なのかもしれないが)

最後に

設定や作風は面白いと感じるけど、登場人物があまり良い印象が無い。
そして胸くそ悪くなる展開がそこそこある。
人達が原因もあるがヴィカスの身勝手で事が大きくなるのが原因だったりする、そして人はエイリアン側を結局理解しないまま紛争に入るので人とは理解し得ないのでは?となるこれも1つのメッセージなのでは?と思った。 ​
ただ見どころはあるし、メッセージ性があるので興味が出たら手にとって見るのもいいかもしれない。

2019年5月3日外国映画, 感想エイリアン, 第9地区

Posted by Tsu @ M-san