【映画の感想】グッドモーニングショー

2019年9月22日感想, 日本映画中井貴一, 君塚良一, 志田未来, 時任三郎, 松重豊, 濱田岳, 長澤まさみ

初めに

生放送の番組の最中に起きた、立て籠もり事件を直接キャスターが取材をするという、報道をテーマにしたコメディよりの映画

自分が思った感想

朝のワイドショー番組、グッドモーニングショーは何時もの様に芸能・政治・グルメなどレポートを放送していた。そんな中、緊急ニュースで立て籠もり事件が起きる。

立て籠もり事件が起きる数時間前、グッドモーニングショーのメインキャスターの澄田慎吾は朝の放送の為、午前3時に目を覚ました。

そして、朝のタクシーでテレビ局に向かっている最中に澄田の携帯にサブキャスターの小川圭子から電話が入る。圭子は澄田に一方的な恋愛感情を持っており、澄田に奥さんといつ別れてくれんですか?と電話で迫る。(と言うかほぼ脅しに近い。)

しかし、澄田にはそんな気は全くなく、澄田自身人当たりがよく日頃から優しく接していた。そんな圭子は勘違いをして、澄田に離婚を迫るのだった。そして、圭子は今日の番組の放送で澄田と圭子の関係(圭子の妄想)を打ち明けると言う。

更に番組ディレクターからは番組の視聴率が下がりつつあるので、番組そのものをリニューアルすると言う話も上がっていた、リニューアルの際は澄田は番組から外すと言う事も告げられる。

しかしそんな憂鬱な気分でも時間は待ってくれないそんな澄田は圭子共に朝の番組の準備に取り掛かる。

不倫もしてないし特に圭子に恋愛感情を持っていない、困ってる澄田・一方的な勘違いで澄田に恋愛感情を抱いている圭子、そんなギクシャクした状態や澄田番組降板の危機の不安を抱えつつ、番組開始前に立て籠もり事件が起きるのだった。

立て籠もり事件は、初期の情報でわかるのはこんな感じだった。

  • 品川大崎付近で起きる。
  • 事件が起きた場所は番組を放送してるスタジオから遠くない。
  • 犯人は猟銃を持って立てこもっている。
  • 犯人の要求は番組のメインキャスターの澄田

と、ワイドショー的にはとにかく美味しいネタだった。しかし澄田を現場に行かせる事に反対をする局長(コンプライアンスと澄田の過去を含めて反対している。)

澄田も現場を怖がっており(過去の現場取材でのトラウマが脳裏に残っている)行かず、そのまま番組のキャスターとして進行を進めようとしたが、その時に進めていた番組の内容が献金問題を隠していた事をやっていたため、隠していた事のネタで盛り上がっている最中だった。

圭子は澄田との隠している関係(妄想)を番組で打ち明けようしていた。焦った澄田は番組の司会進行を圭子たちに振り、澄田は立て籠もり事件の現場に向かう事を宣言する。

かくして、澄田は犯人の要求通り現場に向かうことになった。そこには他局のカメラマンや報道記者、警察関係者など緊迫したムードと興味津々のムードそれらが合わさり異様な空気を出していた。

他局のカメラマンも澄田を撮影し、朝の報道番組中継全てが澄田となり澄田一色に染まり、澄田祭りとなっていた。

そして、警察関係者が現場に到着した澄田に防弾チョッキを着せ犯人のもとに連れて行く、犯人と澄田は顔を合わせる。

犯人はなぜ澄田を呼んだのか?それは意外な理由だった。猟銃を持っている犯人、キャスターである澄田は言葉で暴力と対抗しようとしていた。

今作はテレビの裏側を細かく描いている作品で、ワイドショーを作る人間と報道を作る人間の役割の違いを分かりやすく描いており、見ている側もすんなり入っていける内容になっている。

澄田を演じるの主演の中井貴一さんで演技がとにかく見事で

  • しっかりと力強く発言する。(記者として)
  • 不安いっぱいでオドオドしていて、そして逃げ出そうとする。(優柔不断)
  • ぶっきらぼうで少々投げやり(普段の日常)

シーンによって様々な表情が見られるので結構面白かった。しかし、見逃せない難点もいくつかあった。簡単にリストアップすると

  • 規模的に映画ではなく2時間のスペシャルドラマクラスの作品
  • 報道が美化されすぎていて、虚偽報道が賛美よりの展開になってる。
  • 展開(スタジオ側)が少々ご都合主義が強い

ご都合主義はまぁ、作品の展開的を考えれば妥協出来るが、虚偽報道で感動って展開に持っていくのはどうかと思った。

最後に一言

映画としてみると、映画でやる内容か?と疑問視してしまうが、作品は面白かったのでなんだかんだで何度か見た作品でもある。

作品の概要

公開日:2016年10月8日
監督:君塚良一
脚本:君塚良一
主な出演:中井貴一、長澤まさみ、志田未来、時任三郎、濱田岳、松重豊

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上映時間:103分
鑑賞方法:映画館、Blu-ray
映画館での鑑賞回数:1回