【映画の感想】本能寺ホテル

感想, 日本映画堤真一, 平山浩行, 本能寺ホテル, 濱田岳, 相沢友子, 綾瀬はるか, 鈴木雅之, 風間杜夫

初めに

京都に訪れた一人の女性が、ある事をキッカケに1582年の本能寺の変が起こる前にタイムスリップすると言う、SF要素と時代劇要素を混ぜた映画

自分が思った感想

倉本繭子は京都へ旅行に来ていた、京都の美しい街並みを満喫しつつ、のんびりと京都を堪能していた。歩いてる道でビラを貰ったり、お店で金平糖を買ったりと予約していたホテルまでゆっくりと向かっていた。

会社が倒産して、あてのない生活をしていたが、再就職を探すも繭子は教員免許を持っているが、希望等は特に決めていなかった為、再就職もままらない状態だった。

繭子はかねてから交際している吉岡恭一からプロポーズされ、流されるままに婚約する。今回は恭一の両親の金婚式の祝賀パーティーに出席するため一足先に京都に来ていたのだった。

そんなこんなで、目的の予約しているホテルに到着しチェックインしようとしたが予約していたホテルは手違いで泊まることができず、途方に暮れながら街をさまよった繭子は、本能寺ホテルと言う裏路地にあるホテルたどり着く。

たどり着いた本能寺ホテルだが、ロビーには人がいなかった。繭子はあたりを見渡し、ロビーに置いてあったオルゴールをいじっていた。

そこに支配人が現れ、オルゴールは壊れていると告げる。支配人が出てたので繭子は宿泊できるかと尋ねる、支配人は宿泊が可能だと告げ、繭子は部屋を取り、部屋の鍵をもらい、金平糖を食べながらエレベータに乗り部屋へ向かうのだった。

エレベーターが動き出したと同時に壊れたと思われたオルゴールが動き出し、それと同時に繭子はエレベーターを出ると同時に全く違う場所に出る。そこには何故か胃を痛め苦しんでいる侍が居た。

繭子は彼に胃薬を渡す。その侍はなんと森蘭丸で織田信長の側近である事を知った繭子は自分がタイムスリップしたのではと思うようになる。

最初は主人公である倉本繭子がどんな人物であるかが分かるように長めに彼女がどんな行動を取るかと言う場面が登場し、ちょっと抜けている女性であることが分かる。

だけど、ただ抜けているのでは無くほんわかしている印象も受け、可愛らしい印象を与えるのは上手いと思った。

タイムスリップしたとしても、森蘭丸には全く動じずむしろ気遣うと言う、肝が据わっている所もみられ見た目のギャップも含め、人物像をしっかりと描いているのが結構印象的だった。

そんな繭子を森蘭丸は異国の客人として織田信長の席に招き入れいる。だが、ここで一つ事件が起きる。信長はこの日、百姓の貢物を受け入れる為、百姓を呼び、貢物を見定めるがある茶壺は貢物では無いと言う事を持ち主の百姓がそれを言う

だが信長はそれを脅して奪い取ろうするが、繭子はそれを直前で止める”脅されてるからって渡しちゃだめ!”と信長から茶壺を奪い取り持ち主に返す。怒り心頭の信長は繭子を切り捨てようとするが、ここで繭子は信長の顔を知らなかった為、こう言ってしまう。

もしかして”秀吉?””家康?”と家臣達は違うと言い、そこで”織田信長”の名前を口にする。親方様を飛び捨てにするなと家臣も怒るが信長もその一人だった、信長に刀を向けられた繭子は逃げ出そうとする。

そして繭子は逃げ出すが、家臣や信長は繭子を全員で探す。繭子はなんとか見つからないように隠れていたがとうとう隠れていた場所がバレ、お命頂戴の所まで来てしまう

その時、ホテルロビーのオルゴールが鳴り止み、繭子はホテルのエレベーターの中に戻っていた。京都でもらったチラシを隠れていた場所に置き忘れそのチラシを信長が拾うのだった。

ホテルに戻った繭子は疑問に持つようになる。

  • このホテルが何故”本能寺ホテル”と言う名前なのか?
  • ”本能寺の変”とはなにか?

この疑問を持ちつつも、婚約者である恭一の父親が経営する料亭に行き挨拶をしたりと着々と、婚約の話が進んでいく。恭一は結婚指輪や今度の段取りをドンドン決めていく、そんな繭子も恭一に任せってきりでいた。

また別の時に、本能寺ホテルに戻ってきた繭子はエレベーターに乗って天正10年の本能寺に繭子は知らずに向かうのだった。

タイムスリップする条件が徐々に明らかになっていくのは面白いと感じたのと、現実とタイムスリップした本能寺では時間の流れが異なり、繭子が再度本能寺に戻った時は殆ど時間が立っていないなど見ている側も少し混乱する演出はよく出来ていると感じた。

また、本作はあくまでSF扱いと言う事もあり、時代劇のチャンバラ要素も一部ある程度とし、ほぼ無い様に作られている。更に本能寺と現実を行き来していく内に繭子の中で何かが変わろうとしていく人としての成長劇も描かれている様になっている。

当然ながら本能寺の変を変える=歴史が変わると言う側面もあるが、その本能寺の変をどう受け入れるか?今作の信長の扱いはある意味別格であり、いい意味で特別視していない所も見どころになっている。

最後に一言

SF要素はどこに?と最初は混乱するかも知れないが、タイムスリップ要素があるれっきとしたSF映画で、コメディ要素も含んでいるので笑って楽しめる作品になっている。気軽に見るには良い一本なので気になったら手にとって見るのも良いだろう。

作品の概要

公開日:2017年1月14日
監督:鈴木雅之
脚本:相沢友子
主な出演:綾瀬はるか、堤真一、濱田岳、平山浩行、風間杜夫

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上映時間:119分
鑑賞方法:映画館、Blu-ray、テレビ放送
映画館での鑑賞回数:1回