【映画の感想】インセプション

2019年7月1日外国映画, 感想インセプション, レオナルド・ディカプリオ, 渡辺謙

初めに

潜在意識や夢をテーマにした映画、内容は複雑ですが(インターステラー程ではない)とても面白かったです。

自分が思った感想

ドミニク・コブ(作中ではコブと呼ばれる)とアーサーは、標的の無意識に侵入する軍の実験段階の技術を用いて標的の夢から重要情報を引き出す、「引き出し人」と呼ばれる産業諜報員だった。

最初はコブが海から漂着している所から始まる。そこでとても変な日本の城が出てくるが、これが夢の中と考えれば納得が行く。

今回の標的である日本人実業家サイトウは、コブが標的の無意識にある考えを植え付ける (インセプション)、遂行困難な仕事をこなせるか試したという。

サイトウは病気である競争相手モーリス・フィッシャーが経営するエネルギー複合企業を破滅させるため、サイトウはコブにモーリスの息子にして後継者であるロバートに父親の会社を解体させるよう、納得させることを依頼する。

コブが断れない条件をつけて依頼をする、実際コブはこれに頼るしか無い状況だった。(本国では妻殺しの疑いが掛けられている)しかしその妻である、モルはコブの潜在意識に常に存在しているのでこれが後に大きな動きをする。

コブとモルの動きに注力すると結構面白い、夢の中で過ごした内容・意味・苦悩・現実との境目・時間は人の意識を曖昧にしてしまうほどである。

今回の依頼を達成する為に、鎮静剤を調合するユセフや亡き妻の父親であるステファン・マイルズ教授の助けで、夢の中に設置する迷路を作る為に建築学科の学生アリアドネを引き入れ組織を組む。

そしてあらゆる手段を使ってロバートをロサンゼルス行きの飛行機に乗せる、飛行時間10時間も中でインセプションが行われる。強力な鎮静剤があるので失敗すると虚無の世界に取り残されると言うリスクも含んでいる。

この後の展開は潜在意識の中で進んでいくが、現実では無い事を上手く活かし、レールが無いのに道路に列車が走ってくる。その他では自分の潜在意識以外の要素も含まれる為、武装した兵士が登場する。(他の人の潜在意識が混じるのでそうなってしまう)

夢の中の階層を活かし更に潜在意識の奥の奥に入り込んでいく、ただ少々意識して見ないと夢の中の階層の感覚が掴みづらいと言う印象も受ける。ただクリストファー・ノーランらしい作風だと思った、それもあって事前に細い所は意識して見ていた。

インセプションも非常に面白い作品だけど、難点として初見ではわかり辛いと言うストーリー構成がある。特に夢の中がテーマで現実世界が今回少ないが境界が少々曖昧になってるので意識しないで見ると「今のシーンは?」と混乱してしまうかもしれない。

その他で気になったのは夢の中での生死の境界線がとてもわかりづらいと言う事、夢の中では死=痛みの感覚を持って目覚めるだけど、これは作中の最初の方で語られる説明を聞き逃すと特にわからなくなる。

最後に一言

クリストファー・ノーランらしい作風で内容は複雑だけど好きって人にはたまらない作品に仕上がっている。 一本の作品としての完成度も高いので是非オススメしたい作品である。

作品の概要

原題:Inception
日本公開日:2010年7月23日
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン
主な出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙
上映時間:148分
鑑賞方法:Blu-ray