【映画の感想】ジョン・ウィック:パラベラム

外国映画, 感想イアン・マクシェーン, エイジア・ケイト・ディロン, キアヌ・リーヴス, クリス・コリンズ, シェイ・ハッテン, ジョン・ウィック, ジョン・ウィック:パラベラム, チャド・スタエルスキ, マーク・エイブラムス

初めに

ジョン・ウィックの3作目で、前作のチャプター2直後から始まり、主人公のジョン・ウィックは伝説の殺し屋から、追放者・逃亡者になった後の出来事を描いた作品。

自分が思った感想

ジョン・ウィックは裏社会のルールである、コンチネンタル・ホテル(聖域)で禁止されている、殺しをホテルの中で行い、そのホテルの支配人、ウィンストンはジョンを裏社会から追放をする。追放までの猶予は1時間が与えられた。

猶予が過ぎると1400万の賞金が賭けられ、街全体から狙われる事になる。だが、ルールを守らない人物もおり、猶予前からジョンは命を狙われる事になった。

狙ってくる人物は国籍を問わず、ジョンに襲いかかる。ジョンは手持ちの武器は無く、倒した相手から奪う・武器がある場所ならそこにあるものを手当たり次第使っていくなど、銃以外の武器に頼る展開も多く増えた。

だが、そんなジョンも猶予前から様々な人物が場所を問わず襲いかかってくるので無傷では済まなかった。ジョンは猶予から間近で知り合いの医者に治療を頼むが治療の最中に猶予が来てしまった。

治療はその場で中断し、残りはジョンが自ら怪我をした箇所を自分で傷を縫ったりしていた。

ジョンは治療を終え、猶予前に立ち寄って居た図書館で誓印を持ってバレエ劇場へ足を運ぶ、ここは犯罪組織の拠点であり、孤児だったジョンの古巣でもあった。

ジョンは育ての親にモロッコ行きの船を手配してほしいと頼むが最初は断られるが、ジョンは誓印を使い、使った証拠の焼印を体に押す事を条件にモロッコ、カサブランカに行く手立てを入手し旅の手筈を整えるのだった。

別の場所では、裏社会主席連合の裁定人がコンチネンタル・ホテルに到着する。その後、彼女はジョンを助けた人物に会いに行き様々な警告を行っていった。

  • コンチネンタル・ホテルの支配人・ウィンストンはジョンに猶予を与えた罰として7日以内に支配人の座を降りる様に宣告をする。
  • 街の情報を収集している、王バワリー・キングはジョンに銃と弾丸7発を与えた罰として7日以内に王の座を降りる様に宣告する。

裁定人は冷たく容赦がない、感情のないロボットの様にジョンを助けた人物に警告を入れ、ジョンと関わったものを排除しようと動き出す。

今作では”主席”と呼ばれる裏社会のトップ的な存在が前作以上に全面に出てくるようになり、その支配力がどれだけ強大であるか?も裁定人の動きで明らかになっていく。

裁定人の行動一つで聖域が戦闘場所に切り替わったりと影響力は凄まじいものになっている。その為、裁定人が中心に動いているシーンも有るくらいだ。

それと本作ではジョンが最初から狙われていると言う事もあり、戦闘シーンが全編通してかなり多くなった。過去2作では銃を使うシーンが多かったが殴り合い、切り合いなど直接的な戦いも多くなった。

襲撃戦もかなり面白くなっており、ニューヨークでは馬に乗るジョン対バイクでの銃撃戦、モロッコで戦う際は、犬が敵を噛み付いてその間に銃で倒すなど凝った戦いが多くなり、演出的に思わず唸った。

更には銃が効かない防弾ベストを全身に纏った集団とも戦うが、銃火器の使い方も考えて使うシーンがあり、戦闘シーンではマンネリも感じなかった。むしろよくここまで作ったと評価したい。

後は、ジョンは1作目で亡くなった妻を今でも愛しており、戦いは妻との思い出を守るためと、どんな状況でもブレず一貫性を持っているのは相変わらず凄いと思った。

ただ難点もあり、前作等ではボロボロになりながら戦うというシーンが魅力的だったが、今作ではそれが控えめになり特に銃撃戦ではジョンはほぼ無傷で乗り切る。今までを考えると少々違和感を感じてしまう。

最後に一言

全体的にややこしそうに見えて、実はシンプルな作りでジョン・ウィックが賞金首になり、それからあらゆる手を使って逃げるが本作の要なのでストーリーもそこまで難しくない。

更には上映前に過去2作を振り返る映像も用意されているので初見でも見ることが出来る作品だと感じた。

作品の概要

原題:John Wick : Chapter 3 – Parabellum
日本公開日:2019年10月4日
監督:チャド・スタエルスキ
脚本:デレク・コルスタット、クリス・コリンズ、マーク・エイブラムス、シェイ・ハッテン
主な出演:キアヌ・リーヴス、イアン・マクシェーン、エイジア・ケイト・ディロン
上映時間:131分
鑑賞方法:映画館
映画館での鑑賞回数:1回