【映画の感想】「カイジ ファイナルゲーム」令和2年の新年に公開されたどんでもない地雷作品

2020年1月12日感想, 日本映画佐藤東弥, 吉田鋼太郎, 徳永友一, 新田真剣佑, 福士蒼汰, 福本伸行, 藤原竜也, 関水渚

初めに

2020年1月10日に公開された作品、福本伸行さんのコミックカイジシリーズの実写化の3作目に当たる作品、完結編となっており、本作は原作に無いオリジナルストーリーとなっており、ストーリーは原作者である福本伸行さんによる描き下ろしになっている。

どんな作品?

そもそもカイジって何?

福本伸行さんの原作コミックで主人公の伊藤開司(作中では伊藤カイジと呼ばれている。)が友人の借金の保証人になった所から始まるのだが、カイジ自身それが原因で借金の返済のために帝王グループが主催する(これは最初は明かされない)

ギャンブル船エスポワールへ招待されたことを機に、危険なギャンブルの世界に足を踏み入れていく。(原作コミック賭博黙示録カイジ(実写映画1作目)にあたる。)

シリーズは2020年5月現在以下の展開となっている。

  • 賭博破戒録カイジ(実写映画1作目にあたる。)
  • 賭博堕天録カイジ(実写映画2作目にあたる。)
  • 賭博堕天録カイジ 和也編
  • 賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編
  • 賭博堕天録カイジ 24億脱出編(現在連載中で唯一ギャンブルをしない作品になっている。)

3作目では和也編から逸れる作品となっている。

あらすじ

新型コロナウィルスで世界混乱が起きなかった世界線での話である。

2020年東京オリンピックが無事に開催されその終了後、日本は恐ろしいスピードで経済が失速していた。その為、物価も大きく上がり、タクシー初乗りが1510円、缶ビールが1本1000円などインフレが起きていた。

更には世の中は疲弊し、技術は安売りされハゲタカの様に買いあさりを受け、日本は日本と呼べる場所では無くなっていた。

そんな中、伊藤カイジ(役:藤原竜也)は派遣会社で働いていた、しかし相変わらず低底の中にいたのだった。ある給料日、カイジは値上がりしたとは言え、ビールの誘惑に負け、一人ビールを楽しんでいた。

そこに、以前帝愛グループの地下王国の班長だった大槻(役:松尾スズキ)がカイジの前に現れる、そこで彼はカイジにあるお願いをする。手を組んでギャンブルに勝って欲しいと、カイジは渋々ながらギャンブルに手を出すのだった。

今作のギャンブル(テーマとも言える内容)

まず本作のギャンブルは全て原作に無いオリジナルギャンブルとなっている。考案は原作者の福本伸行さんが考え出したギャンブルになっている。

バベルの塔

町のどこかのビルの屋上に長い棒が設置され、その長い棒に設置されているカードを入手することが目的のギャンブル、長い棒の上のカードの入手はどんな手を使ってもOKになっている。その他のルールは

  • カードは最初に触れたものが使用権を得ることが出来る。
  • 勝者はカードの表の電卓を使って好きな金額を入手するか、裏面の秘密の情報を入手するか選ぶことが出来る。

最後の審判 ~人間秤~

本作のメインとなるギャンブルで、1対1の戦いで手持ちの全財産を金塊に変えその重さ(資産力)で争うゲームとなっている。勝てば資産は2倍になる、最後の審判には人間の心理戦が最も重要になっている。ゲーム中スロットを回す事があり、スロットの内容が大きな肝となっている。スロットのルールは以下となる。

  • ファミリー:挑戦者の家族が資金援助を行う
  • フレンド:挑戦者の友人が資金援助を行う
  • フィクサー:影響力がある人物が資金援助を行う

スロットには無いがファンと言う項目もあり、見ているファンがどちらに付き、投げ銭を行う、この投げ銭はかつ人物に投資をする行為となるため、最も重要な要素にもなっている。

ドリームジャンプ

1から10まで数字があり、バンジージャンプ10人参加がするゲームで10人中9人が死ぬと言うデスゲームになっている。そのため参加者は生き残る為のロープを選ばないといけなくなる。ルールはその他にもある。

  • 基本的に参加者はあたりを引かない限り地面下に設置している鉄の棒等で串刺しになる確実に死ぬ事になる。
  • 傍観者は誰が生き残るかを掛ける事が出来る、

ただし、このゲームは10人全員参加しなくても良い、極端だが1人が挑み、生き残る為のロープを当てると言うゲームも出来る。

黄金ジャンケン

ジャンケン3回勝負で、接待ジャンケンとも呼ばれている。3回勝負を行うが、3回中1回は必ず、手のひらサイズの純金を握らないと行けない為、必ずグーを出す必要があるなど、通常のジャンケンと異なり、グーを持ち続けることが不利になる仕組みにもなっている。

次のページでは「今回のカイジをどうみるか?」を書いて行こうと思う。