【映画の感想】「カイジ ファイナルゲーム」令和2年の新年に公開されたどんでもない地雷作品

2020年1月12日感想, 日本映画佐藤東弥, 吉田鋼太郎, 徳永友一, 新田真剣佑, 福士蒼汰, 福本伸行, 藤原竜也, 関水渚

作品見た場合はどうか?良かった所と、悪かったところを上げて行くとする

良かった所はなに?

思いつかない

身も蓋も無い言い方になるだろうがそのくらい思いつかない

藤原竜也さんのカイジが健在だったことか?

時間が経って他の人物も確立しているから曾根崎雅人とか?そっちのほうが印象にのこっているなぁ

悪かった所はなに?

設定が極端過ぎる

2020年東京オリンピック後となっているが展開が荒唐無稽で無理やりすぎる所が気になってしまう、日本の町並みが「タイ語、中国語、韓国語、英語」などの外資系看板に全て差し替わるのは違和感だけでなく嫌悪感も出てくる。

言いたいことは分からなくは無いが世界観設定としては無理がありすぎて、これが2100年って言うなら分からなくも無い、というか日本を馬鹿にしすぎている。

設定上で2020年に急激に経済が落ち込むとあるなら、予兆があってこうなったって言う説明すら無いので、見ている側を置いてきぼりにしてしまっている。

AKIRAみたいに事前設定があってこうなりましたって言うなら分かる、しかし本作にはそれがない。

原作でも一部未説明の為、設定が投げっぱなしになっている部分があるが、それが実写映画でも現れてしまっている。

オリジナルギャンブルがとてつもなくつまらない

ギャンブルは最後の審判 がメインとなっているが、これは心理戦しか無く、頭を捻ったギャンブルでは無いので退屈してしまう

バベルの塔

バベルの塔は1作目にあった「鉄骨渡り」と似た作りをしているが、命の危険が殆ど無いため、緊張感のかけらも無いだけでなくバベルの塔は初っ端からカイジはイカサマをした状態でスタートするので勝って当然の作りをしているので、最初のギャンブルで落胆してしまう。

イカサマをしているので当然頭を捻る必要が無い

最後の審判

2つ目のギャンブルの最後の審判は心理戦でメインのギャンブルとして長い時間を使うが、資産力を競うとあるが、この資産の出し方があまりにも酷く

資産と言えば土地や美術品、骨董便とか嗜好品をお金に変えて出していくのだが、そもそも敵側が資産を事前に潰す行為を行ったりと当日の勝負の前に手を入れているので、バベルの塔同様にイカサマをしている。

更にはイカサマならイカサマで返すと言う展開もあり、これが原因で今までの事が全てが茶番になってしまう。

この最後の審判はカイジシリーズの根本を覆す設定が組み込まれているので余計気になる(これは後に書きます。)

ドリームジャンプ

ドリームジャンプが恐ろしくつまらなく盛り上がりに掛けるので存在自体の意味が無いように感じてしまった。

何がつまらないかって言うと、紹介時は10人が挑戦している場面なので緊張感はありそうに見えるが、その後のゲームとして大きく使われる事がなくパッ出のゲームでしか無かった。

これもカイジ挑戦時はイカサマ込となっている、一応イカサマを行うことを前提としているバベルの塔よりはマシだけど、イカサマの伏線の貼り方が下手クソ過ぎて萎えてしまう。

黄金ジャンケン

イカサマは無いけど、クソつまんないジャンケンに時間を思っていかれる。ここは確信に迫る部分はあるので一応割愛するが、これより前の3つのギャンブルよりつまんないので眠くなるかもしれない。

心理戦自体はあるが、これもネタバラシを作中にされた時「くだらねぇ」って思った、しっかり練っている訳でもないので「これにこんなに時間を使ったの?」って問い詰めたくなった。

そもそもカイジと言う作品である必要がない

今作のカイジはギャンブルから身を引いている

1作目、2作目ではギャンブルに身を投じる人間として「クズ」の役割を担っていたが、今作では、派遣とは言え仕事の着いており、月々の給料を貰っていた。

そこで、ギャンブルをするから手を貸してくれと言われギャンブルをする。1回目に関してはカイジも知っている相手なので渋々引き受けるが2回目以降は全く知らない人から依頼を受ける為、カイジの能力は関係なく、カイジである必要がない

最後の審判で問題だと言ってる部分がここに当たる、だって最後の審判はカイジはサポートに付くだけでカイジが挑むギャンブルではない。

カイジやその仲間もクズじゃない

カイジは先程も書いたが、派遣の仕事をしており、雇用の不安定の部分はあるにしても仕事をしている普通の人になっている。

この段階で「クズ」ではない、更に2回目の依頼を引き受けてギャンブルを始める前に、カイジは大学生に襲われるのだが、その時カイジは「クズ同士が固まっていたって、一生ここから抜け出せるわけがねぇ」って台詞があるが

カイジを襲った大学生はロボット工学で将来を目指そうとしている、カイジを襲った事はダメだが「クズ」ではない、なので台詞回しにもかなり問題がある。

ただし、一人だけどうしようないクズが居るのは確かだが、これはラストで判明する。そいつの行動はめちゃくちゃイラッて来るだけではなく、作品にいる意味すら無いと言っていい。

最後に一言

この作品の予告編で「クズでごめんなさい・・・」

とあるが、この作品の場合「こんなクズ映画をこの世に出してごめんなさい・・・」とするべき、令和2年が始まって投下された強烈な地雷作品

原作者が脚本を書いていたとしてもカイジある必要が無いこの作品は譲歩のしようがないクソ映画と言える。

まだ1作目、2作目は原作をベースにしてるのでまだ「マシ」ではあるが、これほど酷い作品は中々無いと思う。

作品の概要

日本公開日 2020年1月10日
監督 佐藤東弥
脚本 福本伸行
徳永友一
主な出演 藤原竜也
福士蒼汰
関水渚
新田真剣佑
吉田鋼太郎
上映時間 128分
鑑賞方法 映画館
映画館での鑑賞回数 1回