【映画の感想】「カイジ2 人生奪回ゲーム」原作から大きくアレンジされているが、それは駄目な方向だった。

2020年1月2日感想, 日本映画カイジ2 人生奪回ゲーム, 伊勢谷友介, 佐藤東弥, 吉高由里子, 大口幸子, 山崎淳也, 生瀬勝久, 福本伸行, 藤原竜也, 香川照之

初めに

2011年11月5日に公開された作品、福本伸行さんのコミックカイジシリーズの実写化の3作目に当たる作品、原作の「賭博破戒録カイジ」をベースにしており、更には原作者の福本伸行さんが脚本に参加している。

どんな作品?

そもそもカイジって何?

福本伸行さんの原作コミックで主人公の伊藤開司(作中では伊藤カイジと呼ばれている。)が友人の借金の保証人になった所から始まるのだが、カイジ自身それが原因で借金の返済のために帝王グループが主催する(これは最初は明かされない)

ギャンブル船エスポワールへ招待されたことを機に、危険なギャンブルの世界に足を踏み入れていく。(原作コミック賭博黙示録カイジ(実写映画1作目)にあたる。)

シリーズは2020年5月現在以下の展開となっている。

  • 賭博破戒録カイジ(実写映画1作目にあたる。)
  • 賭博堕天録カイジ(実写映画2作目にあたる。)
  • 賭博堕天録カイジ 和也編
  • 賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編
  • 賭博堕天録カイジ 24億脱出編(現在連載中で唯一ギャンブルをしない作品になっている。)

2作目では賭博堕天録カイジをベースにしつつも、大きくアレンジされた作品になっている。

あらすじ

前回のEカードゲームから辛くも借金を返済して地下王国から脱出をした伊藤カイジ(役:藤原竜也)だが、しかしカイジは借金を背負また地下王国に戻っていた。

カイジは地下王国でもギャンブルをしており、チンチロリンをしている最中だった、地下王国で掛けるものは地下王国の通貨「ペリカ(日本円の10分の1の価値しかない)」であり、ペリカを巡って賭け事をしていた。

しかしそのチンチロリンはイカサマとなっていることがわかり、半年間のチンチロリンのサイコロ目を集計した結果4、5、6しか出ないサイコロを使いイカサマをしている事が判明した。

イカサマをしていた班長が溜め込んでいたペリカを元にカイジは地上に出て、地下の人間の救済と自分の借金返済の為、2週間と言う短い時間で資金をどの様に工面するか考えるのだった。

カイジ悩んだ結果、帝愛グループの闇ギャンブルに手を出すのだった。

ギャンブルの内容は(テーマとも言える内容)

今回も前作「人生逆転ゲーム」同様に複数のギャンブルが登場する。

チンチロリン(地下チンチロ)

地下王国で登場するギャンブルだが、唯一帝愛グループが関わらないギャンブルで地下王国で働く者たちが自分の持っているペリカを増やそうとするために行うギャンブル、ルールも幾つかある。

  • 掛けられる金額に上限があり無制限に掛ける事が出来ない。(同意ばあった場合は別)
  • 親の目に関係なく子も振ることができるだけでなく、親を無視する事も出来る。

人食い沼

帝愛グループの裏カジノで巨大なパチンコ台の事を指す、1玉4000円として設定されており、挑戦するために最低でも300万円(750発)になっており、その他ルールも数多くある。

  • 掛けられる金額はその他にあり500万円(1250発)、1000万円(2500発)となり、それ以外の設定は出来ない。
  • 勝つにはパチンコのチューリップの下にある3段クルーンの一番下の赤い部分の穴に玉を入れる必要がある。
  • 勝った場合、今までパチンコ台に飲まれた玉の全てが排出される。

姫と奴隷

3ヶ所の檻を前にした逃げ場の無い空間に足を枷で繋がれた状態で3個のボタンのいずれか一つだけを押すことができ、ボタンを押すとそれに連動した檻が1ヶ所開く。

正解なら姫(挑戦者の仲間)が入っている檻が開き、その他はライオンが入っている檻が開き挑戦者(奴隷)は食い殺される細かいルールもある。

  • どれがあたりであるか姫には提示される。しかし答えを正確に答えるかは姫の判断次第になる。
  • 正解であれば挑戦者に3000万、挑戦者が死ねば姫に300万与えられる。

このギャンブル、恋人同士で挑み二人で一攫千金を狙う事も可能だが、しかし姫に限り裏切ることも可能である。その為、前者を取るか後者を取るか愛情が試されるギャンブルでもある。

次のページでは「原作との違いや、良かった所、悪かった所」を書いて行こうと思う。