【映画の感想】LOGAN/ローガン

外国映画, 感想ジェームズ・マンゴールド, スコット・フランク, ダフネ・キーン, パトリック・スチュワート, ヒュー・ジャックマン, マイケル・グリーン

初めに

X-MENスピンオフ作品の「ウルヴァリンシリーズ」の最終作、世界観的に2029年と近未来が舞台になっている。

自分が思った感想

2029年、ミュータントである事が原因で長寿にまま生き続けたローガンだったが、ローガンはミュータントの力を隠しつつ、運転手の仕事を行い生計を立てていた。

また、ミュータント25年間誕生して居ない状態で、絶滅向かって進んでいた。しかしローガン自身はミュータントの素性を隠して生きているため絶滅などは特に気にしてなかった。

ローガンが気にするのは、メキシコ国境付近にある廃棄された工場で介護をしている、プロフェッサーXことチャールズの事だった。チャールズは高齢で、更にアルツハイマーを患っており、更にはチャールズの能力を制御することが出来なくなっていた。

そこでチャールズは自分の能力で宇宙と交信したとローガンに告げるが能力を制御できないチャールズの事をローガンは信用しなかった。チャールズ能力は薬で抑えていたが、資金が付き、薬を必要な量を買うことができなかった。

ローガンは資金繰りに悩んでいる中、一人の女性がローガンを頼って声をかける、元看護師と名乗るガブリエラ・ロペスから、ローラという名の11歳の少女をノースダコタ州にある「エデン」まで送り届けて欲しいという依頼を受ける。

このガブリエラが訪ねてくる前に、謎の男もローガンへ人探しの依頼をしていた。しかし、ローガンは一度それを突っぱねていたのだ、ローガン依頼を受けたのち、ガブリエラは何者かに殺害されてしまう。一部の報酬金と彼女が持っていたスマホとローラを持ったまま、廃棄工場に戻る。

しかし、ローガンが戻ると同時に、廃棄工場の付近に武器を持った部隊が現れ、そこに以前ローガンに人探しを依頼していた謎の男が現れローラを引き渡すように依頼をしてくる。

ローガンはそこで断るが、部隊はローラを探し始める。ローラはローガンと同じように手から爪を出し、部隊を次々と撃退していく、そしてローガンは、ローラとチャールズを車に乗せ、部隊から逃げることを考える。

そして上手く部隊から逃げたローガン達は宛ての無い旅を始めるのだった。ただローラはエデンに行くことを望んでいた。ローガンはそのエデンを空想だとして信じなかった。

本作は見ていて感じたが、とにかく悲壮感を全面に押し出しており、ローガンが既に肉体がボロボロになっていて、死ねない体といいながら苦しんで生きている様子を上手く描いている。

そんな体でのアクションシーンではダメージを受けて苦しむシーンなど、過去作では平然としていたシーンと違ってミュータント=超人を設定を覆す作りになっており、見ている側としても新鮮な印象を受けた。

シリーズ物だけどX-MENシリーズでも未来の話になっており、過去作の細かい設定は出てないので、ウルヴァリンとチャールズ(プロフェッサーX)がどんな人物だったかを知っていれば問題なく見られるので敷居がX-MENシリーズの中でも低く見やすい作品になっている。

難点と呼べる部分は殆ど無く、R15+なので一部残虐なシーンが有る以外はそつなく作られている印象を受けた。

最後に一言

ウルヴァリンシリーズの最終作だが、過去作と上手く決別しており、シリーズ物でついて回る「マンネリ感」を上手く脱した作りは評価したい。

作品の概要

原題:Logan
日本公開日:2017年6月1日
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:マイケル・グリーン、スコット・フランク、ジェームズ・マンゴールド
主な出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ダフネ・キーン
上映時間:137分
鑑賞方法:映画館、Blu-ray
映画館での鑑賞回数:1回