【映画の感想】SCOOP!

感想, 日本映画SCOOP!, リリー・フランキー, 二階堂ふみ, 吉田羊, 大根仁, 福山雅治

初めに

主演に福山雅治さんを起用した作品で、週刊誌のスクープ記事をテーマにした作品。

自分が思った感想

本作は、芸能・報道・事件の3部と分かれており、一見、報道と事件は同じ括りに見えるが本作では事件は意外な形となっている。

最初は主人公である中年パパラッチである都城静は何時ものように芸能人のスクープ写真を取る為に、街の至る所に出没していた。

そこのに週刊誌のSCOOP!副編集長の横川定子が新人記者の行川野火を静の元に送り込み、コンビを組んだ上で育てる事を指示する。

静のターゲットは、売れっ子アイドルやタレントのスキャンダルだった、静は情報屋のチャラ源から芸能人の情報を得て様々な場所へ向かってい写真を押さえる、それが静の仕事だった。

しかし野火は静のチャラい感じが苦手で最初は全く馴染む事が無かった。野火は「最悪ですね、この仕事」と言うが、更に静はこう言い放つ「俺達やっている仕事は、ゴキブリかドブネズミ以下なんだよ」と言われる。

野火は自分が好きなアイドルの恋愛スキャンダルを自分が追う事に戸惑いも感じていた。しかし、大物政治家と人気の司会者との密会の記事をスクープしてから野火の考えが変わり「この仕事、最高ですね!」と言う様になる。

その後は、色んな芸能人のスキャンダルを追いかけ、SCOOP!の週間販売部をドンドン伸ばす様になっていく、それと同時にSCOOP!の売りは、芸能・グラビア・袋とじだったが、部数が伸びた事で、報道に手を出すことを考える。

芸能パパラッチと違い、警察なども絡むので、一筋縄では行かない。しかし今回SCOOP!編集部が考えた記事はある強姦魔が現場検証を行うと言う情報を掴み、その強姦魔の今の素顔の写真を押さえようと考える。

ここでは情報屋のチャラ源は使えず、SCOOP!の編集部の人間を増やして、静と野火のサポートを行うのだった。

本作は最初、中盤、後半と大きく空気が異なるようになっているが基本は芸能パパラッチがメインと思っていい、正直これだけの方が面白いと感じた。

やってる事は少し汚いのだが、この部分は面白おかしく作られているので笑って見られるし、スッパ抜きをしたときな「おぉ~」って思う、本当にこの部分はよく作られている。

それと、普段カッコいい役が多い、福山雅治さんだが、借金や酒にまみれた自堕落な生活を送っている、中年パパラッチと言う設定が結構新鮮で終始だらしない姿でいるのは珍しい。

多分本作で凄いのはチャラ源を演じているリリー・フランキーさんだと思う、演技が多彩で掴みどころが無い所が常に続くが凄いし、一度、静を助けるシーンがあるがこのときの発狂ぶりは恐ろしいとも感じた。

中盤の報道、後半の事件は空気がシリアスに変わるが、しかしあまり面白くない、ハッキリ言って蛇足感が強く、この中で静とチャラ源の関係も少し語られるが、それだけで詳細な人物像の説明がない

特に静の設定で何故中年パパラッチになったのかが全くわからず、作中にそれらしい事が語られるが、殆ど意味をなしていない。

後、本作は下ネタがかなり多いので人を凄く選ぶ、冒頭なんかは車の中でしっぽりから始まるなのでいきなりドン引きするかも

最後に一言

芸能パパラッチがどんな風に動いているかが描かれているので報道の裏側?を見ることが出来るのでは?と思った。前半が面白い、中盤、後半がつまらないという良作になれなかった凡作と言っていいかなぁ

作品の概要

公開日:2016年10月1日
監督:大根仁
脚本:大根仁
主な出演:福山雅治、二階堂ふみ、吉田羊、リリー・フランキー
上映時間:120分
鑑賞方法:映画館、Blu-ray
映画館での鑑賞回数:1回