【映画の感想】プリシラ

感想, 洋画ガイ・ピアース, ステファン・エリオット, テレンス・スタンプ, ヒューゴ・ウィーヴィング, プリシラ

初めに

海辺の街シドニーに住む3人のドラァグ・クイーンが、オーストラリア大陸のショーに出るため、入手したバス、プリシラ号に乗って旅をする。ロードームービーになっている。

自分が思った感想

まず、シドニーに住む3人のドラァグ・クイーンだが、これは女装をしている男性3人のダンサーで歌に合わせて口パクで踊るパフォーマンスをしている、初見で見るとミスマッチかと思うが、それが非常にマッチしており、華やかさから出る熱いパフォーマンスは必見である。

ドラァグ・クイーンのミッチは25歳の仲間を失ってショックを受ける。アリススプリングスのカジノでの女装して口パクで踊るパフォーマンスの仕事とキングズ・キャニオンの山頂でスパンコールのドレスとハイヒールで立つ夢があった。

その夢をかなえる為にバーナデット、フェリシアと共にバスをチャーターする。そのバスの名前はプリシラ号となっており、目的地のアリススプリングズまで3000キロの距離を一帯が砂漠の中を走行していく。

華やかに進むかと思うがトラブルも多々あり、女装をしていることもあり、田舎町で差別から化け物扱いされたり、バスに卑猥な落書きをされたり、道中バスが故障して立ち往生したりと多々あるトラブルだが

ドラァグ・クイーンは色んな手段を使って乗り切る、その際、道中出会った元ヒッピーの修理屋ボブに修理をお願いする。(このヒッピーは奥さんと一緒に暮らしているがある出来事がキッカケで大喧嘩をして、奥さんが出て行っていしまう)

その後、立ち寄った街では偏見によりフェリシアが殺されそうになったりと災難が続くが、バーナデットが慰めたりと、言葉のやり取りは少々汚い部分はあるがドラァグ・クイーンの3人は着実に絆を深めていった。

そして後半の目的地に着いた後の展開は考えられているなと思った展開も伏線回収も見事だった。

本作で凄いと思うのは女装とダンスを仕事して取り入れ、男性らしい誇りの高さ(仕事を選ぶシーンもあるが、それもプロ精神から来る勘)と女装をしている事で女性を理解している為、女性のパフォーマンスもこなせると言うのは実に見事である。そしてラストの展開は実に見事と言っていい。

ただ、確実に人を選ぶ作品で、一つ言えるのは女装を受け入れられるかられないかで評価は大きく変わると言う事である。生理的に受け付けない人は多分ダメだろうと思う。その他だと、セリフの言い回しもかなり人を選ぶ嫌悪感が出る人には無理だろうなって思った。

最後に一言

展開等を含めて、出来は一級品で日本国内でミュージカル化されるだけの事はあると思った。同時に人を選ぶ作品であるのは確かなのでそこがポイントだと思った。

作品の概要

原題:The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert
日本公開日:1995年8月19日
監督:ステファン・エリオット
脚本:ステファン・エリオット
主な出演:テレンス・スタンプ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ガイ・ピアース
上映時間:108分
鑑賞方法:Blu-ray