【映画の感想】「PSYCHO-PASS サイコパス SS Case.3 恩讐の彼方に__」日本が一切登場しない、シリーズでも少し立ち位置が違う作品

2019年12月13日劇場アニメ, 感想PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__, 塩谷直義, 本田貴子, 深見真, 磯部勉, 諸星すみれ, 関智一, 高木渉

初めに

2019年3月8日公開された作品で劇場3部作の完結編となる、本作では初めて中東のみが舞台となっており、今までのシリーズの中で趣が異なる作品になっている。

ちなみにサブタイトルが「Sinners of the System」と長い為、「SS」と略される場合が多い

そもそもPSYCHO-PASSって何?

シリーズの概要

フジテレビ系列の深夜アニメ枠の「ノイタミナ」で放送された作品で、最初の第1期は22話、2期のPSYCHO-PASS 2は11話の放送となっていて、近未来の世界になっている。

シリーズの世界観としては人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」が導入された西暦2112年の日本が舞台となっている。(これは第1期の時間軸)

作品のジャンル的には刑事もののサスペンスとなっていて、更にはアニメーション制作にプロダクションI.Gとなっており、一見「攻殻機動隊」に酷似するしている様にもみえるが、近未来の世界は同じだけど、サイボーグなどの要素を排除し差別化を図っている。

総監督には「踊る大捜査線」シリーズの本広克行さんが参加しており、事件ものを制作している実績もあるため、アニメながら刑事ドラマのような展開を繰り広げる作品となっている。

シビュラシステムってなに?

PSYCHO-PASSシリーズの重要な要素

これはPSYCHO-PASSシリーズに登場する社会基盤の一つで、人間のストレスを数値化した上で管理を行っており、数値によって判断されそれを「犯罪係数」としている。(これは公安局で使われている)

その心理的パラメータを「色相」や「ストレス係数」ともしても扱われ、それをシビュラシステムが管理を行い「理想的な社会」を目指している。

ちなみに犯罪係数が規定値を超えれば、たとえ罪を犯していない者でも「潜在犯」として裁くことが可能となっている。

公安局のドミネーターと呼ばれる銃で犯罪係数を常に確認することが可能になっている。(要ネット環境)

※SS Case.3ではシビュラシステムは一切登場しない。

あらすじ

時系列上ではSS Case.2の後の出来事となる。

中東で傭兵紛いの事をしている元執行官の狡噛慎也(声:関智一)は、中東の山岳地帯で宛のない旅を続けていた。

そして車での移動の最中にバスがゲリラに襲われているのを銃声で確認をする。狡噛は旅の途中で知り合ったツェリン(声:高木歩)と共にゲリラを追い返す。

ゲリラを追い返した狡噛は、助けた人の中にテンジン・ワンチュク(声:諸星すみれ)と言う少女が居た、チベット・ヒマラヤ同盟王国辺境の村へ一緒に移動した狡噛は、テンジンの協力の元、泊まる所の提供を受けるのだった。

そのテンジンは日本人とのハーフで父親が日本人だった。テンジンがなぜ狡噛に泊まる所を提供したのかは、かつてゲリラに両親を殺されており、復讐を行うために戦う能力を身につける為、狡噛に教えを請うのだった。

しかし、狡噛は条件をつける「復讐の為ではなく。身を守る為の訓練」と言う事でテンジンに稽古を付けるのだった。

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良かった所と悪かった所を上げていこうと思う