【映画の感想】「臨場 劇場版」警視庁刑事部鑑識課が見た真実とは?

2020年4月28日感想, 日本映画内野聖陽, 尾西兼一, 平山浩行, 松下由樹, 橋本一, 臨場 劇場版

初めに

2012年6月30日に日本で公開された作品、横山秀夫さん原作の「臨場」を元に映画化した作品。

どんな作品?

臨場とは?

2009年にテレビドラマ化され、人気だった為、シーズン2が制作された作品。

警視庁刑事部鑑識課 倉石班の倉石義男(役:内野聖陽)が歯に衣着せぬ言葉で上司にも平気で盾を突き、組織には馴染まぬ性格だが、死体の目利きにかけては他の追随を許さない敏腕検視官で「死者の人生を、根こそぎ拾ってやる」で検視を行う。

全体的にシリアス調の展開が続く作品で、本劇場版もそれに準ずる作品になっている。

あらすじ

ある日、とある町で連続通り魔事件が起きる、その際、多くの人が通り魔に刺され、殺されていった。犯人はほどなく警察の手により逮捕された、犯人の名前は波多野進(役:柄本佑)しかし彼は、精神に異常がみられるという事になり

憲法第39条に基づき、波多野は無罪判決を受ける事が確定した。

以下が憲法第39条となる。

  • 何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。

その通り魔事件から2年後、ある死体が検視に上がってくる、しかし倉石は死体の死亡推定時刻が最初の検視と倉石が行った検視で二つの死亡推定時刻が浮かび上がってきた。

その死体は、波多野を無罪にした弁護士と精神科医だった。そして、この死亡推定時刻異なる検視が思わぬ方向へ向かっていくのだった。

予告編

この作品のテーマは?

物言わぬ、死者の声

テレビドラマ同様に検視官の倉石が、検視を徹底的に行い、例えどんな小さなものも見逃さないと言う信念で検視を行い、時には上司や別の組織に噛みついたりと納得がいかない場合は徹底的に調べる。

一部は個人的な論理だったりするが、しかし検視を行うという信念で動いている、その部分は絶対にブレない。

無罪になった殺人犯

波多野は無罪判決を受けて、社会復帰の更生の道を歩む、被害者に対しての手紙と墓参りの申請などを行っていた。

その中で一人、波多野の社会復帰に頑なに反対していた人物が居た、それは関本直子(役:若村麻由美)で被害者の関本好美(役:前田希美)母親だった。

勿論、犯人がどんなに更生をしても殺された被害者は戻ってこないのだが、しかし好美の父である関本幸彦(役:土屋良太)ですら妻の反対の異常さに疑問を持つのだった。

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良かった所と悪かった所を上げていこうと思う