【映画の感想】貞子

感想, 日本映画中田秀夫, 塚本高史, 姫嶋ひめか, 杉原憲明, 池田エライザ, 清水尋也, 貞子

初めに

リングシリーズの原作者である鈴木光司さん原作小説「タイド」を映画化した作品、テーマはSNS時代の貞子という触れ込みの作品

自分が思った感想

医者の秋川茉優は患者の回復の為に、日々医療に専念し患者に寄り添ってきた。そんな中、ある一人の少女が入院してくる。

少女は自分の名前、住んでいた場所などを全く思い出せず、拒食などをして心を閉ざしていた。

だが名無しの少女は、何かを睨みつけると、周囲の物が勝手に動き出すなど不思議な現象も起きていた。(ただし、彼女がそれを行ってる事は誰も気がつかない)

別の所で秋川茉優には弟が居た、弟の名前は秋川和真で動画共有サイトでの配信者になっていた。

茉優はそれを知り、和真は動画配信者として人生を賭けており、その為に本来目指していたプログラマーの道を捨て、学校も辞めてしまった。

だが、和真の動画はあまり人気が無く、何とか自分の動画を流行らせようとムチャな計画を立てるのだった。

それは、家事があった現場に忍び込み内容を生中継をすると言う内容だった、しかし道徳的な問題もあり警察沙汰になってその動画は話題にはなったが動画自体も消されてしまった。

その1週間後、和真は消息を絶ってしまう。和真が消息を絶って連絡が取れないと茉優に電話で相談を持ちかけた人物が居た、その人物は石田祐介で和真が動画配信を始めるキッカケを作った人物だった。

二人は和真を探し始めるが茉優の身の回りに変化が訪れる、髪の長い女性が夢の中に出てきたり、和真が配信していた動画がどんどん変化していったりしていた。

そこで茉優は「貞子」の存在と、その貞子を巡って亡くなって行った人物の存在を知ることになった。同時に貞子の呪いについても身をもって体感する事にもなった。

貞子が現代に現れたらとなっており、動画共有サイトの動画に貞子が出てくると言う設定はありそうで無かった展開なのでこれに関しては新鮮味があって悪く無いと思った。

しかし、難点が多く見られた、SNS時代と言いながら、それをあまり活用されておらず、展開的にも厳しい作りだなぁって感じてしまった。

登場人物に関しても、パッとしない印象を受け、貞子のネタに関しても蛇足感が拭えない所が多々見られた。

その他だと、なんで貞子が深く関わってるのか?の説明もあまり多く無く、貞子のゆかりの地である伊豆大島に行く程度位しか印象に残らなかった。

その伊豆大島も突発的な印象しか受けず、とりあえず伊豆大島に行けばいいかみたいな感じもなっている。

選出に関してもネタはYouTuberとしてるが、それがめちゃくちゃ寒い印象を受けた。

最後に一言

ザックリ言ってしまえば、何だろうこの駄作で微妙な作りでもう少し説明の深掘りさえしていれば化ける可能性を潰してる作品で、よくこれでゴーサインが出せたなぁって思う

譲歩するとするならば、タイドの小説が出たのは2013年で本作は2019年公開でこの6年の開きは大きく2013年の設定のままだと古臭くなるのでこうなったとも取れなくはない、それでも褒められた出来ではないのは確かだけど

作品の概要

公開日:2019年5月24日
監督:中田秀夫
脚本:杉原憲明
主な出演:池田エライザ、塚本高史、清水尋也、姫嶋ひめか
上映時間:99分
鑑賞方法:Blu-ray