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外国映画, 感想アニーシュ・チャガンティ, サーチ, ジョン・チョー, デブラ・メッシング, ミシェル・ラー

初めに

本編は全てパソコンの画面上でストーリーが展開され、通常のシーンが一切出てこないと言う、チャレンジ精神旺盛な作品となっている。

自分が思った感想

ストーリーの開始は、キム親子がパソコンを活用して家族の思い出をどの様に保存していったかその一部始終を見ることが出来る。デビット・キムの娘のマーゴットの成長、その妻、パメラが癌で亡くなるまでの記録、パソコンの中には宝物の様にキム親子のデータが保存されていた。

この部分は少し駆け足な感じがあるが、キム親子がパソコンやビデオカメラをどれだけ上手く使いこなしているかがわかる映像となっており、本作はパソコンが肝になるという事を最初に説明している。

そして妻、パメラが亡くなってからはデビットとマーゴットは疎遠に近い感じになる。ある日、マーゴットは勉強会に参加するために外泊すると言ってきた。

翌朝、デビッドは自分の就寝中にマーゴットが3回も電話をかけてきていたことに気がつく。 デビットは翌日になってもマーゴットが帰宅してない事に気がつくが、いつも通りに学校に行き、ピアノのレッスンに行ってると思い込んでいた。

マーゴットの事が気になったデビットはピアノのレッスン教室にマーゴットの所在を確認する為に、電話を掛けるがそこでマーゴットが半年前に勝手にピアノのレッスンを脱会している事が判明する。

この事をデビットの弟である、ピーターに相談するが、マーゴットの年頃だったらふらっと遠出する事もあると言われてしまう。

マーゴットの交友関係を気にもしてなかったデビットは亡くなった妻、パメラが残していたアドレス帳を元に、マーゴットの幼なじみに電話をする。その時、マーゴットをキャンプに誘っていたと言う事が判明するが、その当日にマーゴットは現れなかった事も判明した。

デビットは一旦警察に失踪届を提出し、マーゴットの行方を探すため、マーゴットのパソコンに保存されている、メールアカウントやSNSアカウントを見つけログインする事に成功する。

そして、様々な情報を集めていく途中でマーゴットの事を全く理解して無かったデビットは落胆する。そしてマーゴット捜索を担当するヴィック刑事は、自身の体験を話して落胆するデビッドを慰める。

ここで凄いのは本当にコンソール上の画面だけで物事が進んでいき、スマホの画面、テレビの中継、監視カメラの映像、ライブ中継のカメラ等画面がついている端末に次々と切り替わって行くシーンは中々緊迫感があった。

マーゴットの失踪の過程もサスペンス的な展開をしており、画面の中だけと言う狭い世界のもどかしさが上手く演出されている。シーンによってはホラーより震え上がるシーンがあるのもグッドだった。

ただ、演出上全てパソコンの画面上となっているので迫力のあるアクションシーンが全く無く、展開方法が斬新で面白いと見るか?チープ過ぎてつまらないと見るか?で大きく変わると言う印象も受ける。

最後に一言

演出はとても斬新でパソコンの画面の中だけで完結すると言う表現は面白かった、ただチープ感も否めない為、退屈してしまう事もあるが見て損のない作品に仕上がっている。

作品の概要

原題:Searching
日本公開日:2018年10月26日
監督:アニーシュ・チャガンティ
脚本:アニーシュ・チャガンティ
主な出演:ジョン・チョー、デブラ・メッシング、ミシェル・ラー
上映時間:102分
鑑賞方法:映画館、Blu-ray
映画館での鑑賞回数:1回