【映画の感想】関ヶ原

感想, 日本映画久保酎吉, 北村有起哉, 原田眞人, 岡田准一, 平岳大, 役所広司, 有村架純, 関ヶ原

初めに

司馬遼太郎原作の歴史小説・関ヶ原の映画化作品で総勢50名近い俳優さんを起用している所も見どころになっている。

自分が思った感想

1572年頃の話、豊臣秀吉は織田信長の武将として、近江長浜二十余万石の大名だった、秀美はある寺に喉を潤す為にいきなり入って水を要求する。

最初は大きな茶碗にぬるく飲みやすい、ぬるま湯を一気に飲み干す、次の一杯を要求するが、次は熱くした湯を持っていき入っている量は最初の半分だった。そして3杯目は量の少ない熱湯だった。

その奇妙なおもてなしに興味を持った秀吉は、湯を持ってきた子供の名を聞く、その子供はこう答える”石田正継がこにて佐吉ともうします”と、頭の回る佐吉を気に入った秀吉は彼を城に貰い受ける事になった。それから16年が経過する。

1588年大阪城、城の建設を進めており堀の建設が終わったら、秀吉は佐吉(後に三成となる。)に伏見に城を建てろと要求をする。

しかし、佐吉はこのままでは戦は終わらないと秀吉に忠告をするが、とうの秀吉は戦が終わるまで戦い続けると宣言をする。

そこから更に7年後、伏見城、視点は徳川家康に変わる。ある場で関白秀次の話題となる。関白秀次は自刃したが謀反の兆しがあると宣言され、妻妾や侍女約20名の正宮だがを斬首とし、追い打ちをかける様に家康は謀反人の血は絶やすべきと宣言する。

そして別の日、継室として崇めたもの達が白装束を身にまとい、斬首が行われる場まで連れて行かれる。

そして処刑は石田家が執り行い、斬首が始まろうとした時、隠し持っていた刀で石田家の侍達を切りつけ、その場ば一気に切り合いの場となる。

そこで三成の愛妾である初芽が筆頭となり、侍と切り合いをするがそれを三成が止めるのだった。

まず、ここまでは序盤の話となっており、主人公は徳川家康と石田三成の2人で、初芽は三成仕えると言う設定になっている。本作は人物は非常に多く、主人公2名の側近を覚えるので精一杯になるかも知れない。

それと全体の話が結構複雑で、一度見た程度だと内容の把握は難しいと感じた。更に言うと、最初から最後までずっとシリアスなシーンが続くので少し息苦しさを感じるかも知れない。

ただ、人物の設定は非常に際立っており徳川家康と石田三成の二人の見せ場が多く設けられており、他の人物が多い中、要所要所で存在感を見せつけてくれる。

更に、本作では決戦が重要視されており、作中の4割以上が決戦と決戦準備に割り当てられている。それもあってか作戦のきめ細かさや決戦の規模の大きさと迫力、追い詰めた時の演出などが良く出来ている。

兵の隊列と動きも分かりやすく、作戦を行う際の行動一つ一つがとてもしっかりしている。正直な所一番印象に残るシーンだった。細道を軍勢と通り抜ける所とか、他の作品では描かないであろう場面ですら描かれている。

他の作品ではあっさり終わる部分も本作では最後の武将を打ち取る目前まで描いていたりと拘りは中々のもの。今回は生け捕りとなっており、その後の話までも用意している。

最後に一言

話が複雑である・登場人物が非常に多いと難点はあるが、それを差し引いても決戦の描き方が見事で、他の作品を圧倒する作りは評価出来る。

作品の概要

公開日:2017年8月26日
監督:原田眞人
脚本:原田眞人
主な出演:岡田准一、役所広司、有村架純、平岳大、北村有起哉、久保酎吉

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上映時間:149分
鑑賞方法:Blu-ray