映画レビュー:サイレントヒル

2019年5月7日外国映画, 感想サイレントヒル, ラダ・ミッチェル, 映画レビュー, 静岡

初めに

自分はゲームはよくプレイしたので今でも記憶に残っている作品だけど、映画の方は見る機会が無く、今になってようやく見た。
そんなようやく見た映画のサイレントヒルのレビューになります。

本編より引用

これはゲームファンも納得の出来!

作品の概要

日本公開日:2006年7月8日
監督:クリストフ・ガンズ
主な代表作:自分が知っている作品は無い
脚本:ロジャー・エイヴァリー
主な代表作:自分が知っている作品は無い
主演:ラダ・ミッチェル
   ショーン・ビーン
   ジョデル・フェルランド
   ローリー・ホールデン
主な出演作:ラダ・ミッチェル(自分が知っている作品は無い)
      ショーン・ビーン(ピクセル、オデッセイ)
      ジョデル・フェルランド(自分が知っている作品は無い)
      ローリー・ホールデン(自分が知っている作品は無い)
上映時間:126分
鑑賞方法:Blu-ray

監督のクリストフ・ガンズはサイレントヒルの大ファンと公言している。
その他では製作総指揮にゲームの音楽やサイレントヒル3と4のプロデューサーでもある山岡晃さんが担当されている。

あらすじ

ローズとクリストファーのダ・シルヴァ夫妻は、娘シャロンの奇妙な言動に悩んでいた。彼女はしばしば情緒不安定に陥り、家を抜け出して徘徊しては何かに取り憑かれたかのように「サイレントヒル」と謎の言葉を発した。ローズはサイレントヒルという街が実在することを知り、そこにシャロンの症状の鍵があると考え、夫の反対を押し切り彼女を連れてそこを訪ねることにする。

しかし、サイレントヒルは30年前の坑道火災によって多数の人々が死亡した忌まわしい場所であり、今では誰も近付かない深い霧と灰に覆われたゴーストタウンと化していた。

途中、女児誘拐犯と勘違いされて女性警官に追われるものの、二人とも帰り道が突如消えただけでなく街に取り残され、気が付けばシャロンも助手席から消えており、ローズは市街の捜索、他の住人への聞き取りなどを進めていく中、次第に不可思議な現象に巻き込まれてゆく。
※Wikipediaより一部引用

良い点

1.再現度が高い

ストーリーはゲームをベースにしたオリジナルだが雰囲気や町並みがよく再現されている。
サイレントヒルの特長は霧立ち込める街並みと表世界(現実)と裏世界(闇の世界)の切り替わり、しかも切り替わりはリアルタイムで変化する。
当時のゲーム機の性能では両世界の切り替えがリアルタイムで実現できなかったので、実写映画で再現されとみて良い。
(ゲームで当時画面切り替え、暗転演出(暗転するごとに徐々に切り替わる)、ムービーを挿入する等で対応していた。)

  • 表世界(現実)
本編より引用
  • 裏世界(闇の世界)
本編より引用

細かい所ではゲームで使われているシステムすら、演出に取り込むという気合の入れようは恐れ入った。
ついでにゲームの進行で行く場所の順番も映画でも可能な限り再現している。

2.原作を知らなくても良い

勿論原作ゲームを知らなくても十分楽しめる内容になってるだけで無く、ホラー作品としてもかなり良く出来ている。
(ゲームを知っていれば、さらに楽しめるがゲーム自体がプレイするのが困難になっている。(ゲームは1999年発売))

3.恐怖演出が凄い

カメラワークも凄いが、登場する蟲とかリアルに動く上一部は表情まで動くので気味の悪い感覚に陥る。
それだけでは無く、ゾンビにも近いクリーチャーも恐怖を加速させる要素の一つ、本作オリジナル要素として別組織の人間も追跡者として登場する。

  • 追跡者
本編より引用

4.表と裏

原作のゲームでは基本的に主人公ジェイムス(父親)で作中の謎を解き明かすし結果によりマルチエンディングとなる仕様だが映画では

  • 本作ではローズ(母親)がサイレントヒルで娘を探す。
本編より引用
  • その夫であるクリストファーがサイレントヒル以外で調査を行う。
本編より引用

そこで面白いのは、クリストファーも一度警察の協力の元、サイレントヒルを訪れるがそこで再会して夫婦が協力するわけでは無く、お互い完全に別々になり交差することがない。
その演出までもが良くできているから凄い
​(同じ場所にいるけどローズは裏世界、クリストファーは表世界で会うことがない)

5.エンディング曲

これは完全にファン目線になってしまうがエンディングでYou’re not hereが流れるのは非常に良かった。
( You’re not here はサイレントヒル3のOP曲だが本作の作風にピッタリあっているのがすごい所。)

悪い点

1.一部要素が蛇足

サイレントヒル2に登場するレッドピラミッド(三角頭)だけど、本作単体ではなぜ登場したのかが明かされずフェードアウトする。
恐怖を演出する意味では凄く良いがそれ以外だと蛇足になっている。

本編より引用

(レッドピラミッドはサイレントヒル2では重要な要素なので原作を知っている程、余計気になってしまう。ただ本作のレッドピラミッドはサイレントヒル2と似ているだけで別物扱いではあるけど)

2.クリーチャーの再限度は高いが

本作のクリーチャーはゲーム版同様に数多く登場するが、尺の関係で少し登場するだけで印象に残りづらい。
見た目のインパクトは強いし、再限度は高いけど物足りないかなって感じる。

3.ちょっと明るい・・・

サイレントヒルは建物内は基本的にほぼ暗いって設定だけど、本作は建物内も明るくなっている(勿論、昼間で表の世界なので不自然ではないが)ので懐中電灯が要るのかな?と思ってしまう。

本編より引用

ゲーム中は結構暗い状態がずっと続くので懐中電灯が無いと歩くのもままならないので(マップを暗記していれば不要だけど)気になった。

最後に

完成度は非常に高く、ホラー作品単体と見てもよく出来ている。
ゲームの映画化だとタイトルはゲームと同じで有名な「バイオハザード」がありしかし「ゲームの再現ではない」のと違いがある。
本作はゲームの内容を再現しつつオリジナルの内容で完成させるという、こだわりが見られる。

余談

1.当時Blu-rayはとても敷居が高かった。

発売当時Blu-rayが欲しかったんだけど買えなかったよ

本作のBlu-rayは2006年当時ではアルティメット・ボックス(2016年12月発売)以外では見る方法が無かったわ

一番高い限定版だったのを覚えてる

Blu-ray自体が全く普及してなかった頃にアルティメット・ボックス同梱版のみとはいえDVDとBlu-rayのセットが出たこと自体が凄かったわ

えーと、2006年当時では国内では単一機器で再生出来る機器がプレイステーション3(2006年11月発売、以下PS3)しか無かった?

PS3本体は当時最低でも税抜49800円と高額だった

PS3本体 初期型

発売当時、転売屋も多かったから見るための敷居が非常に高かったわね

当時は最高画質であるフルハイビジョン(フルHD)で見る事も夢の夢!

管理人は画質にこだわるからなぁ

今では単品Blu-ray(2013年7月発売)やレンタルBlu-rayで手軽に見ることが出見るようになった、TSUTAYAで売ってるのを見た時は感動したなぁ

と言っても単品Blu-rayが出るまで12年以上掛かっている

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