【映画の感想】シン・シティ

外国映画, 感想クエンティン・タランティーノ, クライヴ・オーウェン, シン・シティ, フランク・ミラー, ブルース・ウィリス, ミッキー・ローク, ロバート・ロドリゲス

初めに

フランク・ミラー原作のコミックを原作者自ら監督となり、実写映画化、悪徳と欲望が栄えるベイ・シンシティ、そこで起きる事件は何か?ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノも監督して加わり、シン・シティで起きる事件を描く

自分が思った感想

本作は章形式で進んでいき、作中の時系列は意図的にバラされており、ただそれは各EPのストーリーに限ったことで、OPは時系列の最初、EDは時系列の最後になってる。

最後に一言

最初は屋上で一人たたずんでいる女性がいる所から始まる。その女性はパーティから抜け出した模様で綺麗に着飾っていた。そこに一人の男性が近づいてくる。

その男性は女性の孤独を見抜き、女性を抱き寄せて、愛の言葉をささやく、気を許した女性は男性に射殺される。男は女性が持っていた小切手を奪って行くのだった。その男は殺し屋ザ・マンと言う男だった。

オープニングから、終始続く演出として、殆どがモノクロ映像に近い感じで進んでいき、一部の人物だけ色があったり、血の着付いたシャツだけ色が付いてるなど、印象に残る演出が続いていく

そして各EPへとストーリーが進んでいくが、EP毎に主人公も変わる。

EP1:ハードグッバイ

最初のEPは大男で強面、マーヴの話になる。マーヴは顔が強面の影響で、女性から見た目で恐れられていた。マーヴは一度も女性を抱いた事が無かったが美女のゴールディと一夜を共にするが、翌日殺害される。

ゴールディの殺害されてると同時に警察隊がマーヴを拘束しようと上の階のへ部屋へ向かうがその前にマーヴは螺旋階段の吹き抜けを飛び降り難を逃れる。

マーヴは自分を陥れた犯人探し、ゴールディを殺害した犯人への復讐を遂げるため、保護観察官ルシールに協力を仰ぎ、犯人探しを行う。犯人と対峙したマーヴは犯人の異常な行動を見ることになる。

EP1では強面で無敵のマーヴの姿が描かれている。とにかく銃で撃たれようが殴られようが立ち上がって戦うなど、超人と思う位凄まじい行動を取る。だが彼の脳筋とも言えるその考え方はのちにある人物に利用される。

強面=脳筋を描いているのでは結構良くて、一部シーンでは痛快なアクションをするので見ていて気持ちが良いものだったりする。

EP2:ビックファットキル

今度は、シン・シティで死刑宣告を受け、顔を変えて街に戻ってきたドワイトと言う男の話に変わる。戻ってきたドワイトはまず、恋人であるシェリーに付き纏っているジャッキーボーイと手下のに制裁を下す所から始まる。

ドワイトは制裁は下すが、命を奪うまではしなかった。だがジャッキーボーイはドワイトの元恋人の元に行き、そこで見つけた娼婦のベッキーを無理矢理連れ出す。

しかし、ジャッキーボーイの行動はルール違反で、ルールを破ったジャッキーボーイと部下諸共、警備をしてるミホに殺害される。そしてジャッキーボーイの死体を調べる事で正体が判明する。それは意外な正体だった。

正体が判明したとは言え、殺害した死体をそのまま放置するわけには行かず、ドワイトは死体を車ごと捨てようとするが死体であるはずのジャッキーボーイが動き出す。これはドワイトの幻覚か?ドワイトは判断がつかないまま、車を運転するのだった。

EP2ではホラーテイストが組み込まれており、死んだと思われたジャッキーボーイが動き出すシーンは映像がモノクロに近いのである意味恐怖になっている。その他だとEP2は他のEPと異なり集団で動くなど毛色が大分異なる所も注目する所である。

EP3:イエロー バスタード

こちらも他のEPと更に毛色が異なり老刑事ハーティガンが主人公となっている。ハーティガンは心臓に持病を持っていること・相棒に裏切られ重症を負うなど、負の設定が与えられている主人公にもなっている。

ハーティガンは重症を追う前、連続幼女殺人犯であるロアーク・ジュニアを追い詰めて重傷を負わせ、少女ナンシーを助けることに成功する所から始まる。

その後、相棒の裏切りで重症を負うことになるが、その父親であるロアーク議員の復讐として、ハーティガンは連続幼女殺人の犯人にされてしまう。

刑務所に収容される前、助けたナンシーが偽名を使ってハーティガンに手紙を出すと約束する。長い年月の尋問を受けることになるが、その手紙が毎週届く事を心の支えにして、耐え抜く。

だが、8年たったある日、手紙が途絶えるようになる。ナンシーの身に何かあったかと感じたハーティガンは罪を自ら被り(認めて)出所することになる。そしてナンシーを探しに行くのだった。

EP3は変人であるロアーク・ジュニアを除けば比較的普通の人が出てくるEPで最もシンプルなストーリーにもなっている。ハーティガンはナンシーを支えにして生きていく所も悲壮感が出ており、他のEPとまた違った印象を受ける。

気になる所がいくつかあった。

  • モノクロ演出の代償してシーンによっては何をしてるかがわからないシーンがある。
  • 基本的に主人公が一人で語るシーンが凄く多い、人と喋ってシーンすら上回るので好き嫌いは分かれるかも
  • グロテスク演出がそこそこ多いので体制が必要、だがモノクロっぽい演出でマイルドにしている所は悪くない
  • 各EPとの繋がりはあるのだが、正直分かりにくい

最後に一言

EP毎に経路が異なり、マンネリ化せず楽しめる作品になっている。ただ演出上モノクロっぽい感じがずっと続くのでパッと見面白そうに見えない所が気になるところか

作品の概要

原題:Sin City
日本公開日:2005年10月1日
監督:ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー、クエンティン・タランティーノ
脚本:ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー

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主な出演:ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ブルース・ウィリス

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上映時間:124分
鑑賞方法:Blu-ray