【映画の感想】シング・ストリート 未来へのうた

2019年8月27日外国映画, 感想シング・ストリート 未来へのうた, ジャック・レイナー, ジョン・カーニー, フェルディア・ウォルシュ=ピーロ, ルーシー・ボイントン

初めに

どん底に落ちた少年が、恋に音楽に奮闘する学園ドラマで一目惚れした女の子の気を引くためバンドを結成することで変化していく様子を描く

自分が思った感想

1985年ダブリン、ある家庭のロウラー家は、不況から建築家の父ロバートが失業して、苦境に立たされていた。妻ペニーとの喧嘩が絶えない毎日で末っ子のコナーはその日常に飽き飽きしていた。

そんなコナーは夫婦の喧嘩を歌詞にして弾き語りをしていた。そして、家族会議で学費を節約する為、私立学校から、無償の公立学校 シング・ストリート高校への転校する様に話す。

兄のブレンダンはばらばらになった家族の現状とコナーの転校を思い切りからかう。そんな現状から逃れるように、ブレンダンとコナーはロンドンのポップ音楽にのめり込む様になっていった。

そしてシング・ストリート高校にコナーは転校するが、高校は治安の良い所では無く、コナーは散々なスタートを切る事になる。

散々とはどんな感じか?

  • 靴の色を黒にしろ!と校長が叱責する。
  • コナーは何故か同性愛者扱いされる。
  • 食堂でロクに食事する事も出来ず、喧嘩を売られる。
  • 教室も教師もある意味、無法地帯

とは言え、散々なスタートを切った後に友達になったダーレンと下校する際、コナーは、高校の真向かいにあるフラットの入り口に立つ女性モデル・ラフィーナに一目惚れをする。

コナーは彼女の気を引くため、やってもいないバンドのMVに出ないかと誘う、そしてラフィーナの電話番号を手に入れ、成り行きでバンドを結成する事になる。ダーレンは楽器に万能な友人・エイモンをコナーにあわせる。

散々なコナーだけど、ラフィーナに一目惚れする事で前向きに、自分の目標に突き進んでいく、強引ながら、自分の意思をあまり持たないコナーの行動が始まる所は面白い。

音楽に関しても、エイモンが多彩な楽器を用意して、バンドらしい雰囲気を手に入れる過程も中々悪く無いと感じた。その中でダーレンはマネージャーを務めるって展開は笑えた。

そして、メンバーは5人となり、バンド名は高校名を使いシング・ストリートとなる。最初はバンドのコピーから始めるが、コピーを聞いたブレンダンは他人の曲で女の子を口説くな、自分の曲を作れと怒る。

自作曲が完成し、曲名はモデルの謎と命名、メンバーはバラバラの衣装を着て、MV撮影をするが、その時ラフィーナは謎のあるモデル役とメイクを担当する。撮影後の帰宅時、気分が乗ったコナーはラフィーナにキスをしようとするが、車に乗った年上のエヴァンが現れ、ラフィーナと一緒に帰っていく。

自宅に帰ったコナーは落胆するが、ブレンダンはコナーを元気付け、恋を応援する。2回目のMV撮影で、コナーとラフィーナの信頼関係が生まれキスをしたりと良いな感じになる、それに対して、コナーの両親は破局を迎えた。

そして学園主催のプロム(ダンスパーティー)を初ライブと決めたコナーはMV作りに没頭するがラフィーナは現れない、果たしてコナーの恋の行方と音楽の行方、目が離せない展開となっていく。

ここで高く評価したいのは、コナーの行動力で、兄のブレンダンもコナーを支援して、夢を叶えさせる様に動く展開は良かった。

その他には、してやったりの逆襲を行い、いじめっ子すら味方につけるのは凄いと思った。音楽を通して人としても成長していくコナーは中々の物だと思う。

それと、一部設定が簡略化されている所を除けば特に欠点も見当たらない所も凄い。個人的には兄のブレンダンが凄く良かった。

最後に一言

音楽を通して恋を叶える、少年の奮闘記は中々痛快で全体を通して面白い作品なので是非、鑑賞して欲しい作品である。

作品の概要

原題:Sing Street
日本公開日:2016年7月9日
監督:ジョン・カーニー
脚本:ジョン・カーニー
主な出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボイントン、ジャック・レイナー
上映時間:105分
鑑賞方法:映画館、Blu-ray
映画館での鑑賞回数:1回