【映画の感想】スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

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初めに

前作、スマホを落としただけなのにの続編で、主演は千葉雄大さん代わり、前作から1年後の世界を描いている。

自分が思った感想

前作の続編だけど、前作の知識は以下の程度があれば問題ない

  • 主人公の加賀谷学は前作で殺人犯を追い詰め逮捕した刑事
  • 前作の主人公は、付き合っている彼女と無事に結婚して、ラブラブ、ヤバいですね☆

加賀谷学は彼女の松田美乃里と付き合っているが、美乃里は谷学との結婚を望んでいたが、谷学があまり良い態度を取っていて為、二人の関係はギクシャクしていた。

谷学が所属している神奈川県警ではある一人の女性の遺体が発見され、1年前の事件と酷似しているので神奈川県警では大きな騒動になる。

その後は、仮想通貨が盗まれる事件が発生したりと、殺人事件以外の件で神奈川県警は振り回される事になった。

今回の事件では「ダークウェブ」と呼ばれる、匿名性の高いネット世界が絡んでいる事「M」と呼ばれる匿名の人物が関わっている事まで判明するが、神奈川県警は結局後手に回ってしまった。

今作では、前作犯人だった、浦野と協力して事件解決に進めると言う意外な展開で進んでいく、前作同様にスマホがハッキングされたりと技術的な所の作りは悪くないと思う。

ただツッコミどころの方が多かった、正直ツッコミどころは以下となる。

  • ダークウェブなのにメールのやりとりは「co.jp」を使う(ダークウェブは本来国籍等を隠して通信するので、国籍を表しているco.jpを使うとか迂闊すぎる)
  • スマホのカメラに遠隔操作アプリを入れられるが、それだとバッテリー消費が半端無いが、この作品には電池と言う要素は無いらしい(常時カメラアプリが起動しているとバッテリーは数時間も持たない)
  • 警察署内に入ってるパソコンが何故か家庭向けのパソコンで企業向けのパソコンが登場しない(小道具にリアリティが無く、拘りが無い)
  • ランサムウェアの要求金が何故か5万円と少ない(個人なら、妥当だが、企業や官公庁なら0が2桁多くなる、実際ランサムウェアが世界的に広まった時の請求額は100万~1000万円ほど)

ツッコミどころあるが、その他にいろいろな説明を省いているため、見ている側が混乱する、例えば一部の過程の話を丸ごと省いたりしている。

ストーリー展開も会話だけで進む事が多く視覚的な情報が無いまま進んだりするので視覚的な説明すら奪っているのは中々困った作りになっている。

逆に不要な要素があったりと、この部分を外して、省いているところを説明しろと言いたい

その他だと、出ている俳優さんの演技がどうも嘘っぱちに見えてしまい、まだ前作のほうがマシだった。

演技以外では生理的に受け付けられないシーンがあったりと、無理やり嫌悪感を煽って来たりするのは頂けなかった。

ダークウェブをテーマにしている割にやってることがおままごとレベルであり、拘りが全然感じられず、途中からダークウェブすら関係なくなる。

で、スマホはいつ落とすんですか?

まぁ、副題の「囚われの殺人鬼」の体は守っているのでそれは評価しようかな

最後に一言

前作はまだ良かったけど、今回はツッコミどころが多く、褒められた出来ではない、前作の事を知らなくても良い点は評価できるがその他がダメすぎる。

作品の概要

公開日:2020年2月21日
監督:中田秀夫
脚本:大石哲也
主な出演:千葉雄大、白石麻衣、鈴木拡樹、音尾琢真
上映時間:118分
鑑賞方法:映画館
映画館での鑑賞回数:1回