【映画の感想】ワイルド・スピード SKY MISSION

2019年5月30日外国映画, 感想クリス・モーガン, ジェームズ・ワン, ドウェイン・ジョンソン, ポール・ウォーカー, ワイルド・スピード, ワイルド・スピード SKY MISSION, ヴィン・ディーゼル

初めに

ワイスピマラソンも7回目となり、ブライアン・オコナーの最後に活躍作品となる。

おことわり

シリーズ作品の為、過去作のネタバレを含む内容となります。
本作に限り本編のネタバレも多く記載しております。

自分が感じた感想

オーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を仲間たちと打倒することに成功し、レティを取り戻すことに成功したドミニクであったが未だ彼女の記憶は戻らず、レティとの関係に苦悩する。同じく、レティはその記憶が戻らずドミニクとの距離感で苦悩し、一度ドミニクから離れる。

ここでは、ドミニクとレティの距離感と苦悩が見て取れる。記憶を取り戻すためにストリートレースを行ってみたり試行錯誤はするが良い結果が得られないと言ったドレイク、レティ共に少しずつ溝が出てきしまうシーンはもどかしさをうまく演出している。

また、息子のジャックの送迎を慣れない車で行うという平和な日々を送るブライアンであったが、かつての刺激を恋しく思う言動を妻のミアに打ち明ける。ミアは2人目の子供を身ごもっているが、ブライアンをより束縛してしまうのではないかと妊娠の件を打ち明けられていないことをドミニクに吐露する。別の所でブライアンも「銃が懐かしい」と感じてしまう。

一方、ホブス、エレナが勤めるDSS本部のホブスの部屋で、見知らぬ男が彼のPCをハッキングしていた。男の名前はデッカード・ショウ、元イギリス特殊部隊員で秘密諜報機関にも在籍していた男であり、オーウェンの兄でもあった。

デッカードは弟の復讐のためホブスの端末からドミニク一味のメンバーを探知、手始めにホブスに手傷を負わせ去っていく、ホブスは重症となり、病院に送られる。

そしてデッカードはファミリーの一員であり、X3 TOKYO DRIFTで事故死したと思われていたハンを殺害し、ドミニクの家に爆弾を送り自宅を木端微塵にしている。

入院しているホブスからの情報を元にドミニクはデッカードを倒す事を決意する。ドミニクは一旦東京へ飛んでハンの遺品を受け取りを受け取り、アメリカで葬儀を行っている最中にデッカードと遭遇。その時一触即発となるが直後に現れた特殊部隊によりデッカードは逃走してしまう。

その特殊部隊を率いるのはミスター・ノーバディで食えない男で面白い人物でシリーズではあまり見られない顔と見ていい。しかしアメリカ政府に属する秘密工作組織の長だけあって、大規模設備の用意など大きいことを平気でやってのける。

任務と関係のない所でもミスター・ノーバディは面白い人物で特にビールのこだわりは結構面白かった。ドミニクにベルギー産ビールを勧めるがコロナビールが好きなドミニクは断られるが、すぐさまドミニクが好きなコロナビールを出してきたのは笑ったが用意周到である事を同時に感じられる。

そしてミスター・ノーバディは、ドミニクに対してジャカンディという男が率いる民間軍事組織によって捕えられたラムジーというハッカーの奪回を依頼する。目的はラムジーが開発した監視プログラムで世界中の情報機器よりデータを入手することで人物が世界中のどこにいようとわずかな時間で発見するとのこと。

さて、ここからは奪還ミッションになるが文字通りのSKY MISSIONになるとは思わなかった。車が空を飛ぶ、飛んだ車が道路を走る!どうやったら空を飛んだ車がちゃんと降りて道路を走るか?映像での説得力は中々のものだった。ここは大きい見どころの一つで見せ場としてもすごく良い。

ドミニクは、ファミリー全員と未だ記憶が戻らないレティと共になんとかラムジーの救出に成功するが既に友人のサファーに譲ってしまったと告げられる。

アブダビに向かったファミリー全員はサファーに会うも、そこでヨルダンの王子に売ってしまったことに加え、王子が所有するWモーターズ・ライカン ハイパースポーツにゴッド・アイを装着し高層ビルの最上階に安置していることが告げられる。奪還の為にファミリーが奮闘するが、その最中にレティも記憶を取りもどすと同時にドミニクとの関係も戻る。

ここでもう一度車が空を飛ぶことになる。それは超高級車・Wモーターズ・ライカン ハイパースポーツで高層ビルの間を飛ぶシーンだ、このシーンはあまりにも大胆過ぎて驚いた。ビルの間を二回飛び、そして最後には乗り捨てる。超高級車をこんな風に使うのは逆に凄い。(使用されたのは撮影用に作られたレプリカとなる。)

その後、ブライアンは自分の家族を守る為にドミニクと共に最後の行動に出る。ジャカンディが「プレデター」というドローンを引っ張り出してきたことに加えてハッキングに用いていた電波塔が破壊される、現地警察が出動するなど障壁が立ちはだかる。

ドミニクはデッカードと対峙、ブライアンは電波受信場所を確保と行動自体はバラバラだが最後には収束していき、一連のミッションは終了路となる。そして最後の時、家族とファミリー両者の違いを感じたドミニクは別れを告げずに去ろうとするがそこにブライアンが登場する。そして別れのドミニクとブライアンの最後の並走シーンに今までを思い返すと涙を禁じ得ない。

ただ全体を通して感じるのは終わったかと思ったら、実は終わっていないことが判明する。見ていて「あれ?」って思うし、一部明確になっていないシーンが明らかになるのは良いけど「そうじゃない」ともなる。

最後に

ブライアンが最後に活躍する作品となっている。その為、ブライアンの決断は大きいもので見ごたえが高い作品である。
いくつかは次回作に持ち越しになっているので、これをどう捉えるかで評価が変わる所もあるがそれは次回のお楽しみにしておくのが粋な計らいであろう

作品の概要

原題:Furious 7
日本公開日:2015年4月17日
監督:ジェームズ・ワン
脚本:クリス・モーガン
主な出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン
上映時間:138分
鑑賞方法:Blu-ray