【映画の感想】イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

2019年6月18日外国映画, 感想イミテーション・ゲーム, キーラ・ナイトレイ, ベネディクト・カンバーバッチ

初めに

今回はベネディクト・カンバーバッチ目的で鑑賞、この作品は色んな意味で刺激的な作品だった。

実話を元にしている作品ですが、天才数学者は異端な人が多いんだなってこの作品を通して改めて感じました。

自分が感じた感想

1951年、数学者アラン・チューリングの家が空き巣に入られ、ノック刑事ら2人の警官が捜査に当たる。取り調べを受けたチューリングは、ブレッチリー・パークで働いていた頃を回顧する。1927年、寄宿学校で不遇の日々を送っていた若きチューリングは、友人クリストファー・モーコム(ジャック・バノン)に触発され、暗号の世界にのめりこんでいく。

この時から熱中度は相当なもので周りの事は全く気にしない、イギリスがドイツに宣戦布告した1939年チューリングは、暗号全て目を向けているので冗談も通じないと超堅苦しい人間になっているが、この異常なまでの暗号の執着心と熱中度が誰も成し遂げなかった業績につながるのだからある意味恐ろしい。

そしてチューリングはブレッチリー・パークを訪れ、海軍中佐アラステア・デニストンの指揮の下、ヒュー・アレグザンダー、ジョン・ケアンクロス、ピーター・ヒルトン、キース・ファーマン、チャールズ・リチャーズとともに、ナチスの暗号機エニグマの解読に挑むチームを結成する。

しかし一筋縄では行かなかった、同僚を見下すチューリングは協調性を欠き、ひとり暗号解読装置の設計に没頭する。デニストンが装置の組立資金拠出を拒否すると、チューリングはウィンストン・チャーチル首相に直訴の手紙を送る。チャーチルは拠出を許可し、チューリングをチームの責任者に任命する。

これがキッカケでチューリングは暗号解読のレベル低い人物をクビにして行くのは面白かった。

しかし一人では出来ない、その為に仲間必要になっていく、傲慢で何でも一人で抱え込むチューチングだが、それをジョーンが全体をまとめて行く様子がすごいと思った。「普通じゃ面白くない」普通じゃないチューリングを見ていればそう思う。

そして暗号が無事に解読できるが、解読した後、無闇に使うのでは無く取捨選択をしてる所が面白かった。取捨選択は残酷だけど、これが勝利への選択肢となる事が事細かく説明される。特に逐一反応していたら、暗号解読の意味が無くなると解説を入れるあたりが良かったし見ている側もわかりやすい。

作品として暗号化のゲームの過程を見ていくのは面白いが問題点もあった。それはチューリングの嗜好は理解しづらいと感じた。原因は作中でその表現があまり出てこないので、戸惑った。この嗜好が無かったら話が進まないけど必要なのかと言われると微妙に感じた。

嗜好以外にも「普通の人じゃない」考え方を多く持っているのでチューリングに共感できないと楽しめないかもしれない。

最後に

暗号解読をテーマにした作品で、それをゲームと称する。 例えはとても面白いし一本の作品としての完成度は高い、なのでお勧め出来る作品だがチューリングが合う合わないで評価がわかれてしまう作品だとも思った。

作品の概要

原題:The Imitation Game
日本公開日:2015年3月13日
監督:モルテン・ティルドゥム
脚本:アンドリュー・ホッジス
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ
上映時間:114分
鑑賞方法:Blu-ray