【映画の感想】ウルヴァリン : SAMURAI

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初めに

X-MENのスピンオフのウルヴァリンシリーズの2作目の作品で日本を舞台として、敵と衝突するローガンの姿を描いた作品。

自分が思った感想

本作の始まりは1945年の長崎から始まる。その時長崎に居たローガンは原爆の爆風から一人の将校を助けていた。ローガンの強靭な肉体は爆風に耐えることが出来、その時の将校が無事に生き延びることが出来た、その男はヤシダと呼ばれる男だった。

それから数十年が経過し、ローガンはある出来事で仲間を殺さないと行けない事態に陥り、その罪悪感と悪夢に苛まれ、カナダの山奥で生活をしていた。

そんな時、かつてローガンが助けた日本の大企業グループ「矢志田産業」の総裁のヤシダの部下の女性ユキオが現れ、彼女はローガンを日本に招待するのだった。

日本に招かれ、既に老いて病に身だったヤシダはローガンに助けもらったお礼を告げる。そのお礼とはミュータントの技術で不老不死の身となり、生き地獄として苦しんでいるローガンを助けると言うものだった。

しかしそれを告げ、ヤシダは息を引き取ってしまう、後日ヤシダの葬儀の中、ヤクザ軍団の襲撃を受けるヤシダの孫娘のマリコを守りながら逃げるのだった。

本作は最初にカナダが出てくる以外ほぼ日本が舞台となり、ウルヴァリン+日本と言う、意外な組み合わせの展開が繰り広げられる。

海外映画に多い、間違ったトンデモ日本とか言うものは無く、通常の日本の中にウルヴァリンが溶け込むという設定はよく出ており、違和感があまりない。

それだけではなく、ウルヴァリンは一度、体の回復能力を奪われ本来の力が出せずにいると設定が途中で加わり、強靭だけど、脆くなった(銃の攻撃に耐えられないとか)ウルヴァリンは意外と新鮮だった。

アクションシーンに関しては日本を生かしたシーンが多く刀を使ったアクションが数多く見られ、ウルヴァリンの宿敵も刀を持った人物になっているなど。本作のサブタイトルの「SAMIRAI」を意識したアクション系は中々良かった。

日本が舞台=和というものをしっかりと取り入れている所は評価したい。

後、これは日本で無くても良い演出なのだが新幹線の上で追手と戦うウルヴァリンは笑えた、絵柄的に違和感があってこれだけはいい意味でトンデモ日本かな?って感じた。

ただ、ストーリーが単体として見れば良く出来ているのだが、ウルヴァリン : X-MEN ZEROの続編ではなくX-MEN : ファイナル ディシジョンの続編となっているので、ファイナル ディシジョンを知らないでみると違和感が凄い

X-MENシリーズの時系列をしっかり把握しないで見ると混乱すること請け合いである。

最後に一言

人によってはわけのわからない作品に見えてしまう側面があり、単体の作品とはしては良く出来ていると感じると同時に、もう少し背後関係の説明があれば光る良作になったのでは無いのかなって思った。

作品の概要

原題:The Wolverine
日本公開日:2013年9月13日
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:マーク・ボンバック、スコット・フランク
主な出演:ヒュー・ジャックマン、TAO、福島リラ、真田広之
上映時間:126分
鑑賞方法:Blu-ray