【映画の感想】THE 有頂天ホテル

2019年11月2日感想, 日本映画THE 有頂天ホテル, 三谷幸喜, 佐藤浩市, 役所広司, 松たか子, 篠原涼子, 西田敏行, 角野卓造, 香取慎吾

初めに

大晦日から、年明けまでの人間模様を描いたコメディ映画、人間模様は、ホテルの従業員やお客様など多勢の人物が対象になっている。

自分が思った感想

本作は主人公と呼ばれる人物の設定は特に無く、副支配人の新堂平吉がメインに見えるが、人間模様を描くため、多数の目線に切り替わる様になっている。

大晦日の12月31日の夜10時、ホテルは年明けのカウントダウンイベントの準備で大忙しだった。カウントダウンイベントには演歌歌手、マジシャン、腹話術師などを招いていた。

しかし、忙しさのあまり、準備が思うように進まず、ホテルの従業員も右往左往してた、しかし、ホテルに訪れるお客様はそれを待ってくれず。

従業員達は年明けの準備とお客様のおもてなしで忙しさはピークに達してた。

従業員の方は年明けの準備には不備もあり、謹賀新年の垂れ幕の文字違いが発生、垂れ幕を急遽手作りで作り直したりと、予想外のトラブルに見舞われていた。

マジシャンの方は、夫婦で行っており、そこで大喧嘩をし、片方が怒って帰ってしまった為、マジシャンは急遽代役が必要になった。

腹話術師は腹話術で使う、アヒルが逃げ出してしまい、代役が立てられない事もあり、ホテルの従業員が探すと言う事態に発展していった。

演歌歌手は公演を行う前は、憂鬱になる模様で、俺はもう歌えないなどいつもの様に愚痴を言い周りを困らせていた。

その他にはお客様様にも訳ありの人たちが何やら沢山おり

  • 崖っぷちの国会議員
  • 神出鬼没のコールガール
  • 授賞式に参加をする受賞者
  • フライトアテンダント

など、ホテルは様々な人間でごった返していた。

本作では、人によっては、最悪な大晦日、新年に入る前に区切りを付けたい、年の瀬で気持ちを切り替えたい等、年末年始ならでは出来事でもある。

特に登場人物が多い事を上手く取り入れ、ホテル従業員・お客様・芸能人との意外な繋がりなど、実は過去に繋がりがあったとかストーリーの中で上手く絡み合ってる。

注目すべき人物は大晦日でホテル従業員を辞め、田舎に帰ろうとする只野憲二が持っている、ギター・バンダナ・人形を他の従業員に置き土産として渡すのだが、これが登場人物達に巡り巡って渡っていくの展開が面白い。

最初から最後までキーアイテムとして動きを見せるのが見事だった。

ホテル従業員も優雅に動いてるが、だけど少し抜けていて堅苦しい印象を受けず、楽しむ事が出来る。

ただし、幾つか問題点も見ていて感じてしまった。

  • 人物が多すぎて話がぶつ切りになっているシーンが見受けられた。
  • 人間模様を描いており、いい話系のドラマではない。
  • 全体の展開は少々好みが分かれるかもしれない。

特に、主人公が誰かハッキリしており、その主人公に注力して見たいと言う人にはあまり向かないのでは?と感じた。

「でっオチは?」と感じる所もあった、作品全体を見れば、なんとなく想像出来る所はあるのが、後半部分が少々駆け足なので分かりづらさを感じた。

最後に一言

コメディとして見るなら悪くないと思うが、あくまで人間模様に注力してるので難がある作品に感じた。

ただ、数多くの出演者を使い華やかに演出してる所は評価したい。

作品の概要

公開日:2006年1月14日
監督:三谷幸喜
脚本:三谷幸喜

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主な出演:役所広司、松たか子、香取慎吾、佐藤浩市、篠原涼子、角野卓造、西田敏行

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上映時間:136分
鑑賞方法:DVD