【映画の感想】戦火の馬

外国映画, 感想

初めに

舞台、ウォー・ホース 〜戦火の馬〜をスピルバーグ監督が映画化した作品、一頭の馬が戦火をフランス、ドイツの戦火に巻き込まれながら生き抜ていく姿を描いた作品。

自分が思った感想

イギリスの貧しい小作農の息子として生まれたアルバート・ナラコット、彼は子供の頃に仔馬の出産に立ち会うのだった、その馬は額に白いダイヤ形の模様があり、四肢に白い靴下をはいたような模様がある元気な茶色のサラブレッドだった。

アルバートは馬の成長を見守りつつ、心を通わせようとするが、懐くことが無かった。月日は流れ、父のテッドは馬の競売場へ赴く、そこで農家を耕すための馬を購入しにやって来たのだが一頭の競走馬に見とれてしまう。

その馬に見とれたテッドは周りの忠告を聞かずにその馬を高額な額で落札してしまう、テッドの妻はそれに激怒するが、アルバートはその馬に大喜びする。その馬は子供の頃に立ち会った馬で、アルバートは馬にジョーイと名付け、馬をしっかりと調教する事を決める。

しかしナラコット家はジョーイを買ったことでライオンズへの上納金を納められなくなっていた。ライオンズは土地を引き渡す様に催促をするが、テッドはジョーイを使い、畑を耕すことを告げ、秋まで待ってくれと告げる。

だが、ライオンズはナラコット家の畑は石が多く、競争馬には耕すことは無理だと笑うが、アルバートはそれをあきらめず、ジョーイと共に畑を耕す事を決める。しかし硬い土地で農具が上手く刺さらずで耕す事は不可能と思われた。

そこで運よく雨が降り、畑を耕す事に成功する。数か月後、無事に植えていたカブが育ち収穫時期になる前に運悪く大雨が降り、畑の作物が全て全滅してしまう。

テッドは上納金を支払う術が無くなり、ジョーイをフランス軍に売れ払ってしまうのだった。アルバートの元を離れたジョーイはドイツとフランスの戦火に巻き込まれるのだった。

著しく変化する戦場では馬は備品でしかなかったが、ジョーイは様々な戦場駆け抜けるのだった。

まず、本作では主人公はアルバートとジョーイであり、基本的にはジョーイが中心になって戦場を駆け抜けるという構図になっているが、ジョーイは戦火中を生き残り、フランス、ドイツの戦場で使われるが、ジョーイの魅力に惹かれる人たちとのふれあいもあり、運よく戦火を離れて普通の馬として生活したりと怒涛の運命を歩む

その過程も無理がなく説明も含めかなり良く出来ており、ややこしい展開が殆どなく最初から最後まで楽しめる作りは流石、スピルバーグ監督って言った所か、本当に良く出来ている。

人物面の伏線の張り方と回収も見事で人とジョーイのつながりを鮮明に描き、戦死した人や戦争終結後で生き乗った人物で色々なつながりは見事と言って良い。

ジョーイは競走馬だがそれを活かした演出も数多く盛り込まれており、走るときのスピード感の演出や、農具を使っていたという設定を活かし、競走馬なの競走馬以外の事が出来る事で周りを驚かせるのは面白い所である。

そして欠点らしい欠点も無いのが凄いと思った、しいて言うなら、登場人物の入れ替わりが多い事くらいかなぁ、ジョーイ中心で動き、イギリスとドイツを移動するので気になるのはこの部分位だと思う。

最後に一言

スピルバーグ監督らしい、誰もが楽しめる作品になっているだけで無く、エンターテインメント性も十分盛り込んだ良作でお勧めしたい作品の一つだなって思った。

作品の概要

原題:War Horse
日本公開日:2012年3月2日
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:リー・ホール、リチャード・カーティス
主な出演:ジェレミー・アーヴァイン、ピーター・マラン、エミリー・ワトソン
上映時間:146分
鑑賞方法:Blu-ray

外国映画, 感想

Posted by Tsu-tan